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ジョニー・デップ、裁判所に出していた要望を却下される! 名誉毀損裁判は元妻アンバー・ハードに有利な展開に・・?

アンバー・ハードとジョニー・デップ NEWS
アンバー・ハードとジョニー・デップ(2016年)

来月開廷が予定されている、俳優ジョニー・デップによる元妻で女優のアンバー・ハードを相手取った名誉毀損裁判で、はたしてジョニーは勝利をツカみ取ることができるのだろうか。裁判に先だち、ジョニー側が出していたアンバー・ハード側への要望が却下されたことがわかった。

ジョニーは2019年3月、元妻アンバーがワシントン・ポスト紙に寄せた家庭内暴力に関するコラムが、実名こそ出していないものの、ジョニーが加害者であることをほのめかしているとして、名誉毀損の訴訟を起こしていた。

この裁判は、新型コロナウイルスの影響などもあり延期が重なっていたが、ついに来月、バージニア州で開廷することになる。

そんな中3月24日(木)、AP通信がジョニー側の動きについてあるニュースを報じた。

これはジョニー側が裁判所に対して、バージニア州の「公共の関心事について発言した場合、発言者を迷惑訴訟から守ることができる」という法律を、アンバー側の弁護に適用できないよう要望していた、というものだった。

ジョニー側はこの要望を提示した理由について、「私的な争いに法律を巻き込むべきではない」と主張していたが、アンバー側は「コラムではジョニーの名前すらあげられておらず、あくまで公共の関心事であるDVの防止問題を取り上げているものだ」と述べている。

そして今回、裁判所はジョニー側の要望を却下。「コラムは公共の関心事を取り扱っている」というアンバー側の主張を受け入れ、名誉毀損訴訟から保護されるべきだという法律を盾に、弁護を行うことを許可したのだ。

AP通信の記事によると、この裁判所の判決は、アンバーの記事の内容そのものを免責にするというものではなく、あくまでアンバー側が弁護の一環としてその主張をすることができるというだけのものだという。

はたして今回の裁判は、判決にどのように響いてくるのだろうか。

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