ビリー・アイリッシュ、21世紀生まれの初のオスカー受賞者に！楽曲「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が見事アカデミー賞を受賞、ビリー本人は大喜び［動画あり］

兄フィニアス（左）、ビリー・アイリッシュ

2022.03.282024.01.28

歌手のビリー・アイリッシュ（20）が、「第94回アカデミー賞授賞式」で歌曲賞を受賞。21世紀生まれの初のオスカー受賞者となった。

これまでに5度のグラミー賞に輝いているビリーと彼女の兄フィニアスは米時間3月27日、米ロサンゼルスにて開催された映画界最高峰の祭典「第94回アカデミー賞授賞式」に出席。同授賞式では、映画『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』のテーマ曲である「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を披露する一幕もあった。

★20歳とは思えない堂々たるパフォーマンスに先輩ビヨンセも拍手↓↓

Beyoncé thinks she can sneak in at the end of Billie Eilish’s performance undetected #Oscars
pic.twitter.com/DTcBIlguNL

— Chicks in the Office (@ChicksInTheOff) March 28, 2022

【動画】ビリー・アイリッシュ「ノー・タイム・トゥ・ダイ」MV

そして、注目の「歌曲賞」では、ビヨンセの「Be Alive」（『ドリームプラン』）や、ヴァン・モリソンの「Down to Joy」（『ベルファスト』）、リーバ・マッキンタイアの「Somehow You Do」（『Four Good Days（原題）』）、セバスチャンヤトラの「2匹のオルギータス』（『ミラベルと魔法だらけの家』）をおさえ、見事ビリーの「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が受賞。受賞者が告げられた瞬間、ビリーは口を手で隠し大喜び。すぐさま席を立ちあがり兄フィニアスらと受賞の喜びをわかちあった。

Here’s the moment Billie Eilish and FINNEAS won the #Oscar for Best Original Song for “No Time To Die.” https://t.co/YILAwH0cbk pic.twitter.com/7DM09v96qM

— Variety (@Variety) March 28, 2022

その後、ステージにあがりオスカー像を手にしたビリーは「うわぁ」と絶叫。「なんてことなの。あなたたち！ホントに信じられない、叫んじゃいそう」と初のオスカー受賞に大興奮。一方の兄フィニアスは「いつもぼくたちの最大のインスピレーション源であり、ヒーローである両親に感謝したいです。本当の人間としても愛しています」と支えてくれる両親への感謝を伝えたのだった。

“We promise not to lose these!” @billieeilish and @finneas accept @TheAcademy Award for Best Music for Original Song goes to “No Time to Die” from #NoTimeToDie. #Oscars https://t.co/EViXaQY1NZ pic.twitter.com/Tb1KO1EXnU

— Good Morning America (@GMA) March 28, 2022

今回の受賞により、ビリーと兄フィニアスは、ジェームズ・ボンドのテーマ曲で歌曲賞を受賞した初のアメリカ人ソングライターとなった。また、兄弟での歌曲賞受賞は、1965年に楽曲「チム・チム・チェリー」（『メリー・ポピンズ』）で歌曲賞を受賞したロバート・B・シャーマン＆リチャード・M・シャーマン兄弟以来だという。

近年、『007』シリーズとアカデミー賞の相性は良いようで、2012年の「第85回アカデミー賞授賞式」ではアデルの「Skyfall」（『007 スカイフォール』）が、2015年の「第88回アカデミー賞授賞式」では、サム・スミスの「The Writing’s on the Wall」（『007 スペクター』）が歌曲賞を受賞している。

【動画】アデル「Skyfall」リリック・ビデオ