ウィル・スミスの母親キャロライン・ブライトが、アカデミー賞の平手打ち事件についてついに口を開いた。
米時間3月27日、映画の祭典「第94回アカデミー賞授賞式」が開催。式では、俳優でコメディアンのクリス・ロックがプレゼンターとしてステージに登場。その中で、クリスはウィル・スミスとジェイダ・ピンケット・スミス夫妻に対し、「ジェイダ、映画『G.I.ジェーン』の続編が楽しみだよ！」と、坊主頭のジェイダをネタに。
ジェイダは以前から脱毛症の悩みを抱えており、それを理由に坊主頭にしている。妻の病気をネタにされたことに激怒したウィルは壇上に上がり、クリスに平手打ち。さらに席に戻った後も「俺の妻の名前を口にするな！」と、放送禁止用語を使ってクリスを罵倒した。その後ウィルは自身の行動を反省し、謝罪文を投稿した。
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この件について、ウィルの母親はどう思っているのだろうか。
ウィルの母親であるキャロライン・ブライトは、ABCフィラデルフィア系列局のWPVIの取材に応じ、今回のことにとてもおどろいたと明かしている。
「彼はとても平静で、人間味のある人です。彼が暴れるのを見たのは初めてです。彼の生涯で初めて…彼があんなことをするのを見たのは初めてです」とコメント。さらに「彼が彼であることを誇りに思う」とも付け加えている。
また、ウィルがアカデミー賞主演男優賞を初受賞した瞬間については、「私は彼の仕事ぶりを知っています。彼がどれだけ一生懸命仕事しているかを。私はずっと待っていました。発表でウィルの名前を聞いたときは、ただただ『やったー！』と感じました」と、そのよろこびを明かした。
