エイミー・シューマーが、アカデミー賞授賞式で起こった「平手打ち事件」に言及している。
3月27日(日)、ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された「第94回アカデミー賞授賞式」にて、俳優のウィル・スミスが、妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪型をバカにされたことに激怒し、コメディアンのクリス・ロックを「平手打ちする」というハプニングが起きた。
【動画】Watch the uncensored moment Will Smith smacks Chris Rock on stage at the Oscars, drops F-bomb
これを受け30日(水)、コメディアンのエイミー・シューマーがインスタグラムを更新。「あの事件を解決するには、私の番組『ライフ・アンド・ベス』(ディズニープラスで配信中)を見るしかないわね」とジョークを交えつつ、自身の見解を述べた。
そして「いやでも本当に、いまも思い出してしまうくらい、トラウマになっているわ」とつづったエミーは、「友人のクリス・ロックのこと、私は大好きなの。彼はあの時、プロとしてとても上手に対処したと思っているわ。その場所にとどまって、プレゼンターとしてオスカー像を渡していた。それでも、全体の雰囲気はとても不穏なものだったの」と振り返った。
さらにエイミーは、「ウィル・スミスの痛みもとても大きかったことでしょう。とにかく私自身、まだショックで呆然としていて、悲しい。自分自身と、共同司会者たち(レジーナ・ホールとワンダ・サイクス)を誇りに思うわ。そうね、でも、私たち全員が、目撃したものからこの気持ち悪い感じが消えてくれるのを待っているところなの」と苦しい胸のうちを明かしている。
なお、ウィルはこのハプニングの翌日、自身のインスタグラムを更新。「あらゆる形の暴力は、毒であり、破滅的なものです」とつづり、「私の昨夜の行動は決して容認されるべきものではなく、許されるべきものでもありません。私をネタにするのはかまいませんが、ジェイダの病に関するジョークは耐えがたいもので、感情的に反応してしまいました」と、自らの行動を振り返った。
そのうえで「クリス、あなたに公に謝罪します。私は一線を超えてしまいましたし、まちがっていました」と謝罪の言葉を述べている。