ウィル・スミスが、アカデミー賞授賞式での「平手打ち事件」よりも前に、子供たちに平手打ちの方法を教えていたことがわかった。
ウィル・スミスといえば、3月27日(日)に開催された「第94回アカデミー賞授賞式」の会場にて、妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪型をネタにされたことに激怒し、コメディアンのクリス・ロックを「平手打ちする」という前代未聞のハプニングを起こした。
【動画】Watch the uncensored moment Will Smith smacks Chris Rock on stage at the Oscars, drops F-bomb
そんなウィルは昨年、子供たちに向けて映画などの撮影で行う「ウソの平手打ち」のやりかたを実演するイベントを行っていたのだ。
TMZが入手した映像では、ある少年がウィルに対し、アクション映画などでの「ウソのケンカ」はどのようにやるのか、とたずねている。するとその流れで、ウィルがその少年を相手役に見立て、実演することに。
そしてなんとこの少年、皮肉なことに「クリス」という名前だったのだ。ウィルは偶然にも、その後本物の平手打ちを放つことになる相手と同じ名前の少年に、ウソの平手打ちを披露していたのだ。
なお、ウィルといえばこの騒動をきっかけに、2012年にも、ウクライナ人レポーターをひっぱたいている動画が注目を集めている。
【動画】Will Smith Slaps Kissing Reporter – RAW VIDEO
いまなお波紋が広がるウィルの「平手打ち事件」。ネット上ではこの時の映像を「ネタ化」したものが拡散されるなど、収束の目途は立っていない。
トーク番組の司会者ジミー・キンメルも番組内でこの話題を取り上げ、ウィルが2005年に出演した映画『Hitch(原題)』(引き寄せるという意味がある)にかけて、「まさに『引き寄せられる』ビンタだったね」と笑いを誘うと、「どこもこの話題でもちきりだよね。それくらいショッキングだったんだ。これと比べられるのは、マイク・タイソンがイベンダー・ホリフィールドの耳をかみちぎった試合くらいだよ」と付け加えている。