カミラ・カベロが、ビーチでパパラッチに激写された写真について語っている。
4月2日(土)、歌手のカミラ・カベロは、マイアミのビーチにビキニ姿でいる様子を撮られていた。
その写真が公開されると、カミラは自らのインスタグラムアカウントを更新。写真と、その写真へのネット上の反応について長文のテキストで意見を述べている。
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この中でカミラは、「マイアミのビーチに行くといつもパパラッチに撮られちゃう。どうやって私がここにいるって知るのかしら。ビキニ姿の私は、とても無防備で丸腰の状態なのよ。自分の見た目を気にしないで小さいビキニを着て、ネット上の反応を見たときにひどく動揺したこともあるわ」と切り出すと、「そんなコメントによって自尊心に影響が出るということは、私は自分自身のことではなく、世間がどう見るかということを考えてしまっているのよね。女性のリアルを完全に無視した『健康的な』女性像がすっかり根付いてしまった世間のことをね」と続けた。
さらに、「自分らしさや、自然でいること、深呼吸すること、食事をすること、流れに身を任せること。そんなことよりも、角度にこだわったり、運動しすぎたり、食事を制限したり、加工したりして、リアルとはかけ離れたスタイルを作り出さなければいけない文化」と、周囲の視線を気にしすぎてしまう現在の状況に苦言を呈した。
また、カミラは「そんなとき私は、直感的に食事したり、自分のセルライトや妊娠線、体型の変化を受け入れている女性のポッドキャストを聞いたりしてる。それでも、私は20代半ばの女性で、プロモーション撮影もたくさんあって、どうしても周りからよく見られたいと考えてしまうの」とジレンマを抱えていることを明かした。
さらに、今回撮影されたビーチでは、新品のかわいいビキニを着ていたこともあり、できるだけ食事を控えたり、腹筋に力を入れたりしてなんとかスタイルをよく見せようとしていたと告白。それでも、無邪気に遊ぶ子供たちの姿をみて、むなしい気持ちになったとつづっている。
そして今回、インスタグラムで心境を告白した理由について、「私たちは、スタイルのいい女性たちを見て称賛するわよね。『健康的だ』って。でも、その人が人生を楽しめていなかったり、メンタル的に苦しい状態にいたとしたら、それでも果たして『健康』なのかなって、訴えたかったの」とつづっている。