歌手のレディー・ガガが、トップスターにまで登り詰めた所以は、その優しい人柄にあるようだ。
現地時間4月3日、アメリカ・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナにて音楽の祭典「第64回グラミー賞授賞式」が開催。最多11ノミネートされていたジョン・バティステが5部門獲得、また、デビュー曲「ドライバーズ・ライセンス」が大ヒットを記録した新人歌手オリヴィア・ロドリゴが、新人賞含む3部門に輝いた。
ガガの優しさが垣間見えたのは、「最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス賞」をドージャ・キャットとシザのコラボ曲「Kiss Me More」が受賞したのが発表されたときのこと。授賞式の前日、ベッドから起きあがろうとして転倒してしまったというシザは、松葉づえをつきながら、スピーチをするためステージへと直行。慣れない松葉づえを使って懸命に歩く彼女をサポートしたのはほかでもない、ガガであった。
ガガは、シザがステージの階段をあがる際、彼女が着ていたドレスの裾(すそ)が長いことに気がつくと、彼女が転ばないよう、裾を持ち上げシザを手助け。他のアーティストたちが席から立ちあがり拍手を贈る中、ガガはシザのために一人奮闘したのであった。
Legends supporting legends! @ladygaga held up @sza‘s dress as she made her way to the stage to accept the #GRAMMYs Award for Best Pop Duo/Group Performance pic.twitter.com/38tpZhjO64
— MTV NEWS (@MTVNEWS) April 4, 2022
ガガのこの行動についてネット上では「ガガはグラミー賞で負けた後、このようなことをした。ガガは一流の人物だ」「彼女はいつも親切なことで知られているよね」「そんなことするなんて、彼女って優しいね」など、彼女を絶賛するコメントが多数寄せられている。