シンガーのシザ(SZA)が、グラミー賞授賞式での「松葉づえ姿」の理由を明かしている。
4月3日(日)、ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナにて開催された音楽の祭典「第64回グラミー賞」。この日、注目が集まっていたBTSをおさえ、「最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス賞」を受賞したのが、シザとドージャ・キャットがコラボした楽曲「Kiss Me More」だった。
発表後、ドージャ・キャットと共にステージに上がったシザだったが、観客と視聴者の視線は彼女の「松葉づえ」に集まった。
SZA reveals to @Variety that she fell out of bed before going to the #GRAMMYs, resulting in her needing crutches:
“Whenever something big happens to me, something crazy happens too.” pic.twitter.com/mGcOIBCVsU
— Pop Crave (@PopCrave) April 4, 2022
なおこの日、授賞式が始まる前のヘッドカーペット上では、シザの手に松葉づえはなかった。それだけに、彼女に一体何があったのかと、多くのファンが心配した。
なぜ、シザは松葉づえを使わなければいけないほどのケガを負ってしまったのか。その理由について彼女は、受賞後のバックステージで答えている。
取材陣からの質問に対しシザは、「すごくおかしな話なんだけど、この授賞式の前日、式の準備のためにベッドから起きあがろうとして、転んじゃったのよ」と回答。さらに、「まぁ、そんなものよね。私の人生、何かすごくすばらしいことが起きると、いつもだいたいとんでもないハプニングも起こったりするものなの。それが逆に、エネルギーになったりするのよ。むしろ感謝しているわ」と、とんだハプニングもポジティブにとらえていた。
なおラッパーのリル・ナズ・Xは、そんなシザの車いすを押す様子を自身のツイッターに投稿。「今やぼくは、シザの個人的なお世話係だ」とつづっている。
シザにとって、今回は自身のキャリア初のグラミー賞受賞となる。受賞スピーチの中で彼女は、ドージャ・キャットや自身の家族、そしてチームのメンバーに感謝の気持ちを述べている。