4月1日に新曲「MONOPOLY」をリリースしたアリアナ・グランデ。同曲の歌詞で「私は男も女も好き」というフレーズがあり、「これはバイセクシュアルであることのカミングアウトでは?」とファンの間で大きな物議をかもしだしている。
新曲「MONOPOLY」でアリアナ・グランデは、親友でシンガー・ソングライターのヴィクトリア・モネとコラボしている。ヴィクトリアは約4ヶ月前にバイセクシュアルであることをカミングアウト。今回の新曲でもアリアナと共に「男も女も好き」とコーラスしている。
【動画】アリアナ・グランデ&ヴィクトリア・モネ「MONOPOLY」
同曲を聞いた一部のファンは動揺を隠せないようで、「待って、今本当に混乱してる!アリアナはバイなの?誰か教えて」などとツイート。
さらに混乱を招いたのは、ヴィクトリア・モネがファンに返信した言葉だ。「アリはバイ?」というファンのツイートに対し「彼女が言ったことはそのまま受け止めて」と回答したのだ。
その後、ついにアリアナ本人がこの議論について言及。ファンの「アリアナは自分にラベルを貼らない(カテゴリー分けをしない)けど、言ったことは言ったこと」という投稿に対し「これまでラベルを貼ってこなかったし、今もその必要を感じない。それでもいいの」と回答。自分のセクシュアリティを定義づける必要性がないとコメントしたのだ。
さらにアリアナはSNS上に投稿されている「セクシュアリティというものは流動的で、“カミングアウト”なんてしたくなければしなくていいって知ってほしい」といった趣旨のいくつかのツイートをいいねしており、バイセクシュアルなのではという予想がさらに加熱している。
また一方で、これはアリアナがLGBTQコミュニティを味方につけ、人気やレコードセールスを獲得するための「釣り」であると批判する人々も。「ストレート(異性愛者)の女性が同性愛を“釣り”に使って、可愛いジョークのようにするのやめてほしい」「アリアナは自分がバイだっていうカミングアウトは絶対しないでしょうね。だって実際に女性が恋愛対象じゃないから。これからも男性と付き合い続けながら、“セクシュアリティは流動的”と言って言葉を濁すのよ」と指摘の声も上がっている。
今のところ、アリアナのセクシュアリティは彼女にしかわからない。「アリアナは本当にバイであるかもしれないことを忘れないで。もしかしたら今自分のセクシュアリティを探しているだけなのかも。どちらにせよ彼女は全てを音楽を通して表現しているの」などと、彼女を全面的にサポートする旨を投稿しているファンも多くいる。
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