ツイッター社が、「編集」ボタンの装備に本格的に取り組んでいることがわかった。
ツイッター社に関しては先日、テスラ社CEOのイーロン・マスク氏が筆頭株主となったことが明らかとなり、直後に彼は、ツイッター上にて「編集」ボタンの有無についてフォロワーにアンケートをとっていた。
もし「編集」ボタンが実装されれば、ユーザーは一度投稿した内容を訂正したり追記したりできるようになる。ツイッター社によると、今後数ヶ月の間にテストが行われるようだ。
この「編集」ボタンについては、長年にわたり多くのユーザーから要望があがっていた。しかしツイッター社側はこれまで、「一度投稿されたツイートに『いいね』したり、リツイートしたりしたにも関わらず、後から内容が改変され意味が変わってしまったら、『いいね』したりリツイートしたユーザーの意図に反する可能性がある」として否定的な姿勢を見せていた。
一方、ツイッターのコミュニケーションチームはこの件について、「みんなからお願いされ続けてきたこと、そう、ぼくたちは昨年から、あの『編集』ボタン装備に向けて取り組んでいるんだよ」とツイート。
さらに今回の決定について、「いいや、（イーロン・マスク氏の）アンケートの結果を見たからじゃないよ」と付け加えている。なお、マスク氏のアンケート結果は約7割が「編集ボタンに賛成」の意思を示していた。
またコミュニケーションチームは、「『Twitter Blue Labs』において、数ヶ月の間にテストをするよ。ちゃんと作動するのか、うまくいかないことはないか、何ができるようになるのかってね」とし、まずはツイッター内の有料サブスクリプションサービス「 Twitter Blue」の登録者に向け、テストを行っていくと発表している。
