ジャスティン・ビーバーが、ファンやスタッフに向けて無料のセラピーを提供するそうだ。
歌手のジャスティン・ビーバーはこのたび、オンラインでのセラピーを展開している「BetterHelp」とパートナーシップを組んだことを発表。
「この数年でぼくが学んだたった1つのこと。それは、僕らはみんな、山や谷を乗り越えてきている、そして、ぼくたちはみんな、時には助けを必要としているってことだ」と付け加えた。
ウェブサイト→ https://www.betterhelp.com/justinbieber/
ジャスティンはこのサービスを、1カ月間無料でファンに提供するという。希望すれば、本人だけでなく友人や家族も利用できるという。また、ジャスティンのツアーに関わる250名以上のクルーたちも、18カ月無料で利用できる。
「BetterHelp」は世界最大規模のセラピーサービスだ。今回、ジャスティンがプレゼントした内容の場合、最大300万ドル(約3億7000万円)の費用がかかるそうだが、これはジャスティンが負担するという。希望するファンは、専用ウェブサイトから申し込むことができる。
今年2月から来年3月まで、コンサートツアー「Justice World Tour」のため世界中を飛び回っているジャスティンだが、各地でメンタルヘルスの大切さを訴えている。集まった観客に対し、「世界的なセレブであっても苦悩を抱えている」とし、「大丈夫じゃなくてもいい」と呼びかけている。
先月ロサンゼルスで公演を行ったジャスティンは、「このツアーのテーマは『団結』だ。みんなで集まって、どんな姿かたちをしていても、どこから来たとしても、君のことを愛しているって伝えてほしいんだ。ぼくはその中にこそ、大きなチカラが込められていると思ってる」と語っている。