コール・スプラウスが、自身のトラウマについて告白している。
ドラマ「リバーデイル」などで知られる俳優のコール・スプラウス。そんな彼が脚光を浴びたのは、2005年、12歳の時に双子の兄ディラン・スプラウスと共に出演したドラマ「スイート・ライフ」がきっかけだった。
今回New York Timesのインタビューに答えたコールは、幼い頃から有名になってしまったことで抱えた苦悩や、ドラマ「スイート・ライフ」への思いを語っている。
インタビューの中で、「ぼくや兄はよく、『わぁ、(この世界にいて)無事だったんだね!無傷じゃないか!』って言われるんだけど、全然そんなことはない」と切り出したコールは、「ディズニーチャンネルに登場する若い女の子たちは、やたらとセクシーに描かれすぎてる。ぼくたちより幼い子たちでもね。ぼくたちと単純に比較することは絶対にできないけど、そういう経験をしてきた人はみんな、何かしらのトラウマを抱えていると思うよ」と続けた。
さらにコールは、「子役が大人になるにつれて道を踏み外してしまうという話はよくするけど、幼い頃の名声がいかにトラウマになるかっていう話は実はされないんだよね」と付け加えると、「だからぼくは、幼いころにディズニーチャンネルに出演していた女の子をバカにするような人たちには激しく反対なんだ。彼女たちの経験からくる人間性や、回復に必要なことを十分に理解しているとはいえないからね」と、自身の見解を述べた。
そして、「正直にいうと、今大人になって、2回目の大きな波がきてると思ってる。それでも、名声がぼくに与える心理的な影響は、幼い頃と変わっていないんじゃないかな」と語ったコールは、「でも、年を重ねるとそんな苦悩をうまく隠せるようになってくるんだ」と明かしている。
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