クリスティアーノ・ロナウドが、自身の行為を反省し、謝罪文を発表した。
4月9日（土）、敗れた試合の後で少年のサポーターが持っていたスマートフォンをはたき落とすという行為をはたらいたとして問題になっているサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド。
ツイッター上には、怒っている様子のロナウドがピッチを離れてロッカールームに向かう際、少年のサポーターが近づけたスマホをはたき落とす動画が投稿されている。このスマホは少年の頭上を越え、地面にたたきつけられた。
ロナウドが所属するマンチェスター・ユナイテッドはこの日、エバートンを相手に1対0で敗戦を喫していた。
事態を重く見たイギリス警察は10日（日）、クリスティアーノに対し暴行の疑いで捜査を進めている。
警察当局はESPNの取材に対し、「試合当日の午後2時半ごろ、選手がピッチを去る際に、選手の1人が少年に暴行をはたらいたとされています。詳細は現在捜査中で、エバートン・フットボール・クラブと協力して動画を確認するとともに、目撃者を捜索しているところです」とコメントした。
そんな中、ロナウドが自身のインスタグラムを更新。ファンに向けて自身の行動を謝罪した。
ユニフォーム姿の自身の写真に添えられたキャプションには、「現在、ぼくたちが直面しているようなむずかしい状況で、感情をコントロールするのは簡単なことではない」とつづられ、「しかしながら、僕たちはつねに敬意と忍耐力をもち、すばらしいゲームを愛する若いファンたちにとって模範となる存在でいなければならない」と続けられていた。
さらにロナウドは「今回、自分の感情を爆発させてしまったことを謝罪したい。そして可能であるならば、スポーツマンシップとフェアプレーの証として、このサポーターをオールド・トラフォードで開催される試合に招待したい」と付け加えている。
