『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップと『アクアマン』のアンバー・ハード。元夫婦だった2人の新たな裁判がいよいよスタートした。
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現在行われているのは、アンバーが2018年にワシントンポスト紙に掲載した論説をめぐるものだ。ジョニーの名前は出ていなかったものの、彼が家庭内虐待者であるとほのめかした。そのせいでジョニーは評判を傷つけられ、仕事を奪われたとして訴えを起こしている。アンバーの論説の見出しには「私は性的暴力に反対を表明し、我々の文化の怒りに直面しました。それを変えなければならないのです」とつづられていた。
ローリング・ストーン誌は、アンバーの弁護士が法廷にて、ジョニーからの性的暴行を訴えたと報じている。これまで公表されることのなかったこの主張は、夫妻の名誉毀損裁判の冒頭陳述で言及されたようだ。アンバーの弁護士は、ジョニーがアンバーを虐待し、性的暴行を加え、3日間意識を喪失したと述べた。弁護士はさらに、アンバーが受けたとされる性的暴行の“生々しくて恐ろしい言葉”を法廷がアンバー本人から直接聞くことになるだろうと述べている。
アンバーの主張に対し、ジョニーの弁護士は、彼女の主張を補強するための“武器”とし、「ハード氏はこれまでデップ氏に対してこのような告発をしてこなかった」という事実を強調している。
この裁判でジョニーは勝つために、アンバーが主張する虐待疑惑が虚偽であり、女優が悪意を持って主張したことを証明する必要がある。
