マーベル・シネマティック・ユニバース『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で主演を務めたシム・リウが、約10年前にある仕事をクビになったことを明かし、感動的な手紙を寄稿した。
シム・リウ↓↓
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シムといえば、スタントマンやエキストラとして映画界に入った。2016年に人気シットコムの「Kim’s Convenience」などで活躍。また、シャン・チーの役を獲得する前に、マーベルにTwitterでアピール。シャンチー役の候補に名乗りを上げていた。その彼の願いは叶い、アジア人初のMCUスーパーヒーローとして大活躍した。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、Rotten Tomatoesで91%の評価を得て、4億3200万ドル以上の興行収入を記録している。
シムは新しいツイートで4月12日が前職である経理の仕事をクビになってから10年目の記念日であることを振り返った。彼は、俳優を志す前は、ビジネスのキャリアを追求し、すぐにトロントのデロイトで会計士になった。2012年に会計事務所を解雇されたことが、その後の人生を大きく変え、リューが情熱を注ぐべき道を切り開いたと、シムは感動的で心に響く手紙で語っている。
現在の彼の成功は運によるところも大きいが「いくらお金があっても、自分のビジョンを妥協する価値はない」と、自分の情熱を追い求めることを勧めている。「自分の言葉で成功を追求することに目的と意味を見出すことができたと確信している」と、感動的なメッセージを書き、10年前にクビにされたオフィスには「ポール・ギボンとデロイト・トロントのオフィスへ、心から、正直に、感謝を申し上げます。僕が自分でする勇気がなかったことを、あなたはしてくれました。僕が誰かのために築いていた人生を破壊し、僕はようやく自分のための人生を築き始めることができるようになったのです」と書いた。この投稿には、「シェアしてくれてありがとう」「泣けた!」など様々なコメントが寄せられている。