人気YouTuberとして知られるデヴィッド・ドブリックが貴重な品物を盗まれる被害にあった。その手口はかなり大胆なものだったようだ。
1830万人ものチャンネル登録者数を誇る人気YouTuberのデヴィッド・ドブリックが、このたびポッドキャスト番組「VIEWS」に出演。その中で1万ドル(約125万2000円)相当のアイアンマンの像がマーベルファンらしき人物に盗まれる被害にあったことを報告した。
【動画】I GOT ROBBED BY A MARVEL FAN!
デヴィッドによると、どうやらこの像はまちがった住所に届けられてしまったのだという。ところが誤って受け取ってしまった人物が、デヴィッドへの返却を拒否しているそうだ。この人物は博物館の元CEOで、同じく像を注文していたが、代金は未払いの状態だったという。
番組の中でデヴィッドは、「ぼくの元に来るはずだった像を受け取った人物が、中国のメーカーにこんなメールを送ったそうなんだ」と切り出すと、「『アイアンマン・マーク50(像の名前)の返却依頼を受けていることは承知しています。発送ミスだということもわかっていますが、まもなく開催する私たちの記者会見の目玉として使用する予定にしているのです。大変恐縮ですが、返却については再検討していただき、私たちがフィギュアを展示することを許可していただけませんでしょうか』ってね」と、受取人がとんでもなく厚かましい要求をしていたと明かした。
この番組の収録後、出演していた俳優のジェイソン・ナッシュとデヴィッドのアシスタントであるテイラーが、誤って配達された住所を訪れ、受取人と対峙した。
受取人は明らかにマーベルファンとわかる「キャプテン・アメリカ」のTシャツを着ていたそうだ。そんな彼は肝心の像について、「会社の倉庫に届いた」と語ったが、倉庫の住所をかたくなに教えようとしなかった。そのため、ジェイソン・ナッシュらは受取人がウソをついていると確信したという。
アシスタントのテイラーがさらにこの受取人について調べたところ、この人物には児童ポルノの前科があり、これがきっかけで博物館のCEOを辞任していたそうだ。さらに、過去にも貴重な品を勝手に受け取り、代金を支払っていなかったことも明らかになっている。