イーロン・マスクが衝撃的な告白をして話題になっている。
電気自動車企業テスラの創業者で現在、総資産2646億ドル（約33兆8623億円）を持つ「世界一の大金持ち」イーロン・マスクが、なんと「家を持っていない」ことを告白。さらに現在生活している場所についても明かした。
4月17日（日）、YouTubeに公開されたTED社のクリス・アンダーソンとのインタビューに登場したマスクは、「今現在、自分の家は持っていないんだ。実は、友達のところに滞在させてもらっているんだよ」と語ると、「テスラのエンジニアリングの多くがあるベイエリアに行く時には、基本的に友達の家の空き部屋を転々としているんだ」と付け加えた。
そんなマスクには現在7人の子供がいる。そのうち2人の母親であるアーティストのグライムスは、最近応じたVanity Fairのインタビューにて、子供たちと「4万ドル（約512万3000円）程度の非常に無防備な家に住んでいた」ことを明かしている。
この中でグライムスは、「この家にはセキュリティなんてものはなくて、8日連続でピーナツバターしか食べないこともあった」と、きびしい生活を振り返っていた。なおグライムスとマスクの間に第2子が誕生したのは今年3月のこと。その後破局が報じられていたが、これについてグライムスは、「完全な破局ではなく、あくまでも流動的な関係であり、今は別々に住んでいるだけ」と語っている。
またグライムスはこの中で、マスクは世界一の大富豪であるにもかかわらず、新しいものを買いたがらず、一時は穴の開いたマットレスを使用していたほど、サイフのヒモが固い人物だと暴露している。
そんなマスクはインタビュー番組の中で、「個人消費は大きい方ではない」としながらも、「働く時間を少しでも多く確保するために、プライベートジェットへの消費は惜しまない」と語っている。
