ヘイデン・クリステンセンは、再びダース・ベイダーを演じるにあたり、入念な準備をしたようだ。
まもなく配信がスタートする世界的人気スペースオペラ『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフドラマ「オビ=ワン・ケノービ」。この作品で17年ぶりにオビ=ワン・ケノービを演じるユアン・マクレガーと、彼の愛弟子で後に敵となるダース・ベイダーを演じるヘイデン・クリステンセンは、本作に出演するにあたって、どのような役作りをおこなったのだろうか。
[PR]このたび「Entertainment Weekly」の取材に応じたユアン・マクレガーは、撮影に入るにあたり自身が出演していないものも含め、これまで公開された9作品をすべて見返し、『スター・ウォーズ』の世界観にどっぷりつかったのだという。特に自身が出演していた旧三部作については、公開後17年経って初めて鑑賞したそうだ。
作品についてマクレガーは、「おもしろかったよ。公開されてから見たことがなかったしね」と語ると、「だから、公開直後に聞こえてきていた批評のようなものがなくて、すごく楽しめた」と付け加えていた。
一方、クリステンセンはマクレガーとはまた別のアプローチを取ったようだ。
再びダース・ベイダーを演じるにあたり、クリステンセンは実写版映画だけでなく、『スター・ウォーズ』のアニメシリーズ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」と「スター・ウォーズ 反乱者たち」もすべて見たという。
このアニメシリーズでは、アナキン・スカイウォーカーやダース・ベイダーのキャラクターが映画作品以上に深く掘り下げられている。そのため「オビ=ワン・ケノービ」へとつなげていくにあたり、このキャラクターが何を経験してきたのかや、その後の展開について、クリステンセンが演じるうえでのヒントが詰まっていたそうだ。
アニメ版『スター・ウォーズ』について、「おもしろかったよ」と語ったクリステンセンは、「この番組では、ぼくたちが演じるキャラクターが多く登場する。関係性も掘り下げられているんだ。学ぶべきものがたくさんあった。この世界はどんどん広がっていく。そこにもう一度戻って、ハマっていくのはとても楽しいよ」と続けていた。
ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」は5月27日からディズニープラスで配信がスタートする。