人気歌手ジャスティン・ビーバーと、人気カントリー・デュオ「ダン+シェイ」とのコラボ曲「10,000 Hours」が、著作権侵害で訴えられたことがわかった。
2019年10月4日にリリースされた「10,000 Hours」は、愛する人への想いを歌ったロマンチックなラブソング。「10,000時間でも費やすさ、もう10,000時間でもいい。もし、きみの気持ちを理解するのに、それくらいかかるなら。それでも足りないかもしれない。でもやってみるよ。もし10,000時間でも、残りの人生すべての時間を費やしてでも、きみのことを愛し続けるよ」などと歌われた同曲のミュージック・ビデオには、ジャスティンの妻ヘイリー・ビーバーも出演している。
【動画】Dan + Shay, Justin Bieber – 10,000 Hours (Official Music Video)
米ビルボードの「HOT100」チャートにて初登場4位を記録、ミュージック・ビデオの再生数は2億回を突破するなど、スマッシュヒットとなった「10,000 Hours」だが、この度、訴訟問題に直面することとなってしまった。
米Variety誌によると、Melomegaという企業は、ジャスティンとダン+シェイが、1980年の「The First Time Baby Is A Holiday」という楽曲から、コーラス、バース、フックを含む“核心部分”を盗んだとして、ロサンゼルス連邦裁判所に訴状を提出したという。
【音源】First Time Baby
「The First Time Baby Is A Holiday」は1980年に著作権を取得していたというが、リリースされたのは2014年。ソニーミュージックの子会社であるオーチャード(レコード レーベル)からリリースされている。またMelomega側は、訴状にて、同曲のリリースは「10,000 Hours」が発表される約5年前であると指摘しており、両曲には“明白な類似点”があると主張している。