ジョニー・デップとポール・ベタニーのメールやりとりが公開された。
現在、バージニア州の裁判所で開かれている、俳優ジョニー・デップが元妻で女優のアンバー・ハードを相手取って起こした名誉毀損裁判。
アンバー・ハードがワシントン・ポスト紙に寄せた記事の中でDV被害を告発したことで、ジョニー「まるで自分が加害者であるかのような内容になっている」と主張。公人としてのイメージを傷つけられたとしてアンバーを訴えているものだ。
先日からジョニー自身も証言台に立ち、DVはなかったと主張しているが、今回、過去にジョニーが俳優仲間のポール・ベタニーに送ったとされるメールの内容が読み上げられた。
このやりとりは2013年6月のものだ。
ジョニーがポールに対し、「アンバーを焼き尽くしてやろうぜ」と不穏なメッセージを送ると、ポールが「アンバーは燃やさないほうがいいと思う。彼女は楽しい仲間だし、目の保養になる。イギリス流のやり方で、おぼれさせてみたらどうかな?プールも持っているんだし」と返信。アンバーを魔女に見立て、処刑をほのめかすようなやりとりが繰り広げられていたのだ。
さらに「じゃあ、燃やす前におぼれさせよう!!焼いた後の死体を犯して、死んでいるか確かめるんだ」と残酷な言葉で返信したジョニーに対し、ポールが「オレもそう思う。彼女が魔女だと決めつける前に、確認しなきゃな」と、メッセージを送った。
さらに2014年5月には、ジョニーはポールに、「酒のことはもうちゃんと止めるつもりだ。ロサンゼルスに飛ぶアンバーを迎えに行く前に、夜通し酒を飲んだ。何日も食事してない。粉薬、ウイスキーをボトル半分、レッドブル1000本、錠剤、シャンパン2本…。愛する人にささいな理由で怒りをぶつけるには、オレの頭はイカれてすぎてる。年も取りすぎてるしね。でも薬なら大丈夫だ」と、正気の状態とは思えない内容のメッセージを送っている。
また裁判の中でジョニーは、「ポールと一緒にドラッグをやったことはあるか」とたずねられ、「イエス」と認めている。