女優のドリュー・バリモアは、E.T.を「ホンモノ」だと思い込んでいたそうだ。
4月18日(月)、ドリュー・バリモアが司会をつとめるトーク番組「The Drew Barrymore Show」に、女優のディー・ウォレスがゲスト出演した。
ドリューとディー・ウォレスといえば、1982年に公開されたスティーヴン・スピルバーグのSF映画『E.T.』で、母娘役で共演。今回のトーク番組で、二人は映画公開から40周年を記念しての再共演となった。
【動画】Dee Wallace Surprises Drew and Shares What it Was Like to Work with Her as a Child
そんなディーが番組の中で、ドリューに「あの時から、あなたはいつか監督かプロデューサーになると思ってたわ」と告げると、ドリューは思わず感極まる様子を見せた。
ドリューは『E.T.』撮影時わずか7歳。この作品での演技をきっかけに、彼女は一躍スターダムへのぼりつめた。
母親役をつとめたディーも、そんな彼女に心を掴まれた1人だ。
番組内で、映画の撮影中とみられる2人のツーショット写真が表示されると、ディーは「これは撮影初日ね。私が監督のハイチェアに座っていると、あなたが近寄ってきて、『ハイ!これからあなたのひざの上に座るからね』って」と振り返った。
さらにディーは、当時ドリューがE.T.の人形に話しかけている姿を目撃。彼女がE.T.の存在を「ホンモノ」だと信じ込んでいたと暴露した。
そしてディーは、「それから、スピルバーグ監督はE.T.を操作するスタッフを常に2人配置したのよ。あなたがいつ話しかけにいっても、頭や目を動かして対応できるようにね」と、ファンタジーの舞台裏を明かしていた。
なお『E.T.』は、4月21日から24日にかけてハリウッドで開催されるクラシック映画の祭典「2022 TCM Classic Film Festival」でも公開される。ドリューはこの場で、スティーヴン・スピルバーグ監督とも再会を果たすと言う。
ディーもこのイベントに出席するとのことで、「40周年という記念すべき年に、一緒に作品を見られることを楽しみにしている」と語っていた。