ミーシャ・コリンズがバイセクシュアルであることをカミングアウトした。
人気ドラマ「スーパーナチュラル」のカスティエル役で知られているミーシャは先日、2020年に最終回を迎えた「スーパーナチュラル」のファンイベントに登場。その際、とつぜん自身の性的指向を告白した。
ステージにあがり、集まったファンに向け、「自分が内向的だと思う人はどれくらいいるかな?」と問いかけたミーシャは、「自分が外交的だと思う人は?」と質問を重ねた。
さらに、「じゃあ、バイセクシュアルはどれくらいいるかな?」と付け加えると、「ぼくは3つすべてに該当するんだ」とカミングアウトしたのだ。ミーシャが最後の質問をしたタイミングでは、会場では拍手がわきおこった。
このあと、ミーシャは何事もなかったかのように話を続け、性的指向について触れることはなかった。
2019年から20年にかけて放送されたファイナルシーズンにて、カスティエルは死の間際に、自身がバイセクシュアルであり、主人公の1人ディーンのことが好きだったと告白する。
このエピソードが放送されたあと、ミーシャはインタビューの中で、「カスティエルの結末は、まさにぼくが求めていたものだった。ぼくは1年近く前から、このような結末になるとわかっていたし、実際にそうなってくれてうれしいよ」と、ミーシャのカミングアウトを受け入れる姿勢を見せると、「この結末を視聴者がどのように受け止めるかには興味があるよ。とても重要なことじゃないかな。ストーリーの神話的な意味合いだけでなく、より大きな世界と歴史の中の特別な一瞬へのメッセージとして、彼の生き方が意味のあるものになっている気がするよ」と語っている。
なお、私生活において、ミーシャは2001年に作家のヴィクトリア・ヴァントックと結婚。ウエスト君(11)と、メイソンちゃん(9)の2人の子供に恵まれている。