ジョニー・デップには、かつてアンバー・ハードのことを「1000人の男にも匹敵する強さを持つ女性」として絶賛していた時期もあったようだ。
現在バージニア州で開かれている、俳優ジョニー・デップが元妻アンバー・ハードを名誉毀損で訴えている裁判。
2018年、アンバーがワシントン・ポスト紙にDV被害を訴える記事を寄せ、これについてジョニーが「自分が加害者であるかのように書かれている」として、公人としてのイメージを傷つけられたと損害賠償を請求しているものだ。
4月25日(月)には自ら証言台に立ったジョニー。この中で、アンバー側の弁護士ベン・ロッテンボーンが、かつてジョニーがつづったメッセージを読み上げた。
ジョニーは2014年8月19日、アンバーの亡き母ペイジ・パーソンズ・ハードに向けてあるメールを送っている。ジョニーは当時、処方鎮痛剤の依存症から回復を目指している途中だった。
「親愛なるペイジ、あなたのメッセージは信じられないほど親切で純粋でした」と切り出されたジョニーのメッセージは、「あなたが私の人生にいてくれることに感謝します。あなた方の賢明なサポートと、アンバーからもらった強さのおかげで、私はこの地球上で最もラッキーな男でいられるのです」と付け加えた。
さらにメッセージの中で、自分のことを「年老いた中毒者」と表現したジョニーは、そんな自分を献身的に愛してくれる女性には出会ったことがなかったと続けた。
そしてそんなアンバーについてジョニーは、「彼女は1000人の男にも匹敵する強さを持っています。それはまぎれもなく、あなたのおかげなのです。ありがとう。愛しています。あなたの『不出来な』義理の息子より」と絶賛し、メッセージをしめくくっている。
このメッセージは、ジョニーとアンバーが結婚する半年前、2015年2月に送られたもの。その結婚生活もわずか15ヶ月で終わりを迎えることとなった。