俳優ジョニー・デップと元妻で女優のアンバー・ハードの裁判に、イーロン・マスクは参戦しないようだ。
現在バージニア州の裁判所で開かれている、ジョニー・デップによる、アンバー・ハードに対する名誉毀損裁判。
2018年にアンバーがワシントン・ポスト紙に寄せたＤＶ被害を訴える記事について、ジョニーが「まるで自分が加害者であるかのように書かれている」と指摘。公人としてのイメージを傷つけられたとして損害賠償を求めている。
この裁判の中でこれまで大きな注目が集まっていたのが、証人として出廷する人。その人物こそ、電気自動車大手「テスラ」の創業者で世界一の大富豪、イーロン・マスクだ。
イーロン・マスクは、ジョニーとアンバーが離婚した直後にアンバーとの交際をスタートさせていたことから、証言台に立つ可能性が高いとされていた。
そんな中、4月27日（水）、イーロンの弁護人アレックス・スパイロがNBCの取材に対し、「出廷することはない」と発言したのだ。
アンバーとイーロンが初めて出会ったのは2013年、映画『マチェーテ・キルズ』の撮影現場だった。当時アンバーはすでにジョニーと交際していたが、イーロンが積極的に食事に誘ったのだという。そして2016年、アンバーとジョニーが破局した後、2人の交際が始まった。
なおジョニーはアンバーとイーロンについて、結婚していたころから関係があったのではないかと疑っていた。
しかしイーロンの代理人はジョニーのこの主張を完全否定。E! Newsの取材に対し、「イーロンとアンバーがひんぱんに会うようになったのは2016年5月以降です。それまではほとんど会っていませんでした。この時期まで、2人の関係が恋愛に発展するようなことはなかったのです」と語っている。
アンバーとイーロンは2016年に交際をスタートさせた後、2017年夏に破局している。
