現地時間4月12日、ニューヨークの地下鉄で銃を乱射した62歳のフランク・ジェームズ容疑者。彼の弁護士は、FBI捜査官が彼らを通さずにDNAを採取し、そのあいだに尋問したと非難している。Insiderが報じている。
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弁護士の主張によると、FBIはジェームズに公選弁護人がついた12日後の4月26日、彼の頬から綿棒を使ってDNA採取を複数回行い、そのあいだに尋問をしたとして、ジェームズの権利を侵害したと非難している。FBIによるDNA採取は、「大切な個人の安全への侵害に相当します」と述べている。
しかし政府側は、ジェームズがDNA採取時に尋問を受けたことを否定しているという。米国弁護士助手は、「頬の粘膜サンプルを採取するのに必要な短い時間に、被告人は捜査令状を執行した法執行官から質問を受けず、関連する発言もしなかったと政府は理解しています」「執行した法執行官はまた、被告にいかなる文書にも署名するよう指示していない」と、ジェームズ側の弁護士の主張を否定している。
ジェームズは4月12日、ブルックリンで建設用ジャケットを着てマンハッタン行きのN列車に乗り込み、銃を乱射。10人が撃たれ、その後十数人が重軽傷を負った。
事件の様子↓↓
※過激な内容が含まれますので、動画の視聴にはご注意ください
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ジェームズはニューヨークとニュージャージーで逮捕歴があり、ソーシャル・メディアにて心神喪失に関するビデオや憎悪に満ちたビデオを何本も作って公開してきた。警察によると、彼は2011年にオハイオ州の銃器ディーラーで9mmグロック拳銃を購入することができたという。
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