サム・ライミ監督が、俳優トビー・マグワイアを主演に迎えた『スパイダーマン4』の監督に復帰することに前向きの姿勢を示している。
サム・ライミ監督の『スパイダーマン』は2002年に公開され、批評家からも興行的にも高い評価を受け、その後、2004年に『スパイダーマン2』、2007年に『スパイダーマン3』と2つの続編を発表した。その後、サム・ライミ監督は『スパイダーマン4』でもメガホンをとることが発表され、2011年5月6日に公開される予定だった。しかし、スタジオとの対立により、ライミ監督はプロジェクトから降板。ソニーは2012年にアンドリュー・ガーフィールドが主演を務めた『アメイジング・スパイダーマン』でフランチャイズをリブートした。
そしてMCU最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドがスパイダーマンとして復帰したことが話題となった。一方、ライミ監督自身も『ドクター・ストレンジ』続編の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でMCUに参加。これにより、多くの人々が、ソニーが『スパイダーマン4』の可能性に期待を寄せている。
最近ライミ監督が、Moviepilotに出演した際、彼は、「マルチバースに飛び込んでみて、『ドクター・ストレンジ』と同じように、今は何でも可能なんだと気づいたんだ。だから、完全にオープンにしている」とコメントした。
一度はダメになってしまった『スパイダーマン4』の計画が、実現する日がもしかしたらくるのかもしれない。
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サム・ライミが監督を務める『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描く、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いたファンタジック・アクション超大作。5 月 4 日(水・祝)に公開予定だ。