人気カーアクションシリーズ『ワイルド・スピード』の10作目である『Fast X(原題)』の撮影開始の数日後に、ジャスティン・リン監督が退任を発表したことが話題となっているが、なんと新しい監督を探すためにユニバーサル・ピクチャーズは1日あたり最大100万ドル(約1億2,978万円)のコストをかけていると報じられている。
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『ワイルド・スピード』といえば、常識に囚われず度肝を抜くアクションを繰り広げ、映画史を代表する一大シリーズの1つとなった。9作目となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)以来、ジャスティン・リンが監督がファン超待望のシリーズ復帰を果たした。また、新作でもメガホンを取るということでファンは期待を膨らませていた。しかし、リン監督は、撮影開始の数日後に退任を決断。「ユニバーサルのサポートにより、私は『Fast X』の監督から退くという難しい決断をしましたが、プロデューサーとしてこのプロジェクトに残ることになりました」とツイッターで声明を発表していた。
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— The Fast Saga (@TheFastSaga) April 26, 2022
クリエイティビティの違いから『Fast X』の監督を退任したと発表していたが、彼の後任となる監督はまだ見つかっていないという。この決定により、ユニバーサル・ピクチャーズは後任の監督探しに躍起になっているようだ。
Varietyによると、リン監督の退任に伴う『Fast X』の新しい監督探しで、ユニバーサルは1日あたり60万ドルから100万ドルのコストをかけていると言われている。現在、同作品の第2班は英国で撮影を続けており、第1班は後任の監督を待っている。スタジオ側はキャストとクルーをセットに留めておくためだけに、1日数千ドルを費やしているのだという。
果たして、次の監督は一体誰になるのだろうか・・・続報にも注目が集まる。