『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督ジェームズ・ガンが、今後のマーベル映画から俳優のクリス・プラットを外すべきだという声が上がる中、ツイッターでクリスを擁護した。
クリスといえば2020年、大統領選挙を前に、投票の重要性をあざわらうような反応を見せたことで、物議を醸した。また政治発言をあまりせず、共和党員であるウワサも浮上。その後も、LGBTQコミュニティを差別してきた歴史を持つ教会と過去につながりがあったとも報道され、非難を浴びたのだ。
このクリスの批判が高まった際、ロバート・ダウニー・Jr、マーク・ラファロなど同じマーベル俳優たちが彼を擁護していた。
しかし、クリスに対しての批判はまだおさまっておらず、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスターロード役にクリスの代わりにパトリック・ウィルソンを起用するよう求めるツイートがバズっており、それに対しジェームズ・ガン監督が反応している。
彼は、クリス・プラットとパトリック・ウィルソンの画像を載せたツイッターに返信しており、「何のために?彼についてのでっち上げ、まったくの虚偽の信念のため?誰かが彼について語った、事実とは異なることのために?」「クリス・プラットのスターロードが誰かに変わることは決してない。我々はこれからも彼と一緒だ」とつづっている。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(仮タイトル)』は、当初インフィニティ・サーガの終了と同時に公開されるはずだったが、コロナウイルスのパンデミックに加え、ジェームズ・ガン監督の解雇と再雇用により、公開が大幅に延期されることになった。制作は着々と進んでいるその一方で、クリス演じるスターロードは、7月8日(金)日米同時公開が決定している『ソー:ラブ&サンダー』にも登場する。