ジョニー・デップは、アンバー・ハードに投げ捨ててられた携帯電話を取り返すため、ホームレスを買収したことがあるようだ。
現在バージニア州の裁判所で開かれている、俳優ジョニー・デップが元妻で女優のアンバー・ハードを相手取った名誉毀損裁判。
2018年12月、アンバーがワシントン・ポスト紙にDV被害を訴える記事を寄せた。これに対しジョニーは、「まるで自分が加害者であるかのように書かれている」と指摘。公人としてのイメージを傷つけられたとして、損害賠償を求めているものだ。
日々、2人の結婚生活に関する衝撃的な証言が飛び出す中で、ジョニーのボディーガードによる発言も注目を集めている。
今回証言を行ったジョニーのボディーガード、スターリン・ジェンキンス。彼はアンバーの誕生日の夜に起こったできごとを振り返った。
スターリン・ジェンキンスによると、その日、ヒートアップしたアンバーがジョニーの携帯電話を窓の外へ投げ捨てたのだという。その携帯電話を拾ったのは路上生活をしていたホームレス。スターリンはジョニーから、その携帯電話を取り返してくるよう命じられたそうだ。
しかしホームレスが持っているのは、世界的俳優ジョニー・デップの個人情報が詰まった携帯電話。返してもらうにも「タダで」というわけにはいかなかった。
そのためスターリンは、「彼に420ドル(約5万4000円)とチキンタコス、スナック菓子、りんご、そしてミネラルウォーターを渡しました」と明かしている。
こうして、スターリンとホームレスの交渉は成立。ジョニーは無事に携帯電話を取り戻すことができた。
なおこの日、アンバーが投げ捨てたものの中には携帯電話の他に、サイフやパスポートも含まれていたという。
この日は2016年4月21日、アンバーの30回目の誕生日だった。おめでたいはずのこの日、ジョニーがお祝いディナーの席に遅刻したことからアンバーが激怒。破局のきっかけになったできごとの一つとされている。