『アクアマン』の続編におけるアンバー・ハードの出演時間が、「ほんのわずか」であることが明らかになった。米TMZが伝えている。
女優のアンバー・ハードといえば現在、元夫で俳優のジョニー・デップから名誉毀損で訴えられており、法廷バトルの真っ最中だ。
そんな彼女は、主要キャストの1人として2018年に映画『アクアマン』に出演したが、この作品の続編で2023年に公開が予定されている『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム（原題）』では、出演時間がわずか10分程度になるのではないかと報じられている。
これは、コミック原作映画を中心に業界事情を知るジャーナリスト、グレース・ランドルフが明かしたものだ。
一方、アンバーの出演時間が短くなったのが最近のことなのか、それとも製作段階からそうなっていたのかはわかっていない。
しかし、プライベートで裁判が進行している今のタイミングでこのような報道が出たことには、何かしらの意味があるのではないかと思われる。
なお今年1月、監督をつとめたジェームズ・ワンが、主要キャストのジェイソン・モモアやパトリック・ウィルソンとともに撮った写真をインスタグラムに投稿する形で撮影終了を報告していたが、アンバーの不在については一切ふれられていなかった。
アンバーは第一作にて、ジェイソン・モモア演じる主人公の想い人として登場していただけに、今回ここまで存在感が薄いのは不自然ともいえるだろう。
そんなジェイソンも、自身のSNSではひんぱんに作品のPR写真をアップしているが、アンバーが登場したり、タグづけされたものは一枚もない。どれも彼1人か、パトリック・ウィルソンと共に撮影されたものばかりなのだ。
『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム』にてアンバーのカムバックが発表された際には、ネット上に抗議の声があふれかえったことでも知られている。
公開までまだ時間があることから、配給を行うワーナー・ブラザースが、裁判の結果を受けて内容を変更する可能性もなくはないだろう。
