イーロン・マスクにはまだまだ野望があるようだ。
電気自動車大手「テスラ」の創業者であり、「世界一の大富豪」イーロン・マスクが、ツイッター社の次に目をつけている企業を明かしている。
4月27日（水）夜、自身のツイッターを更新したイーロンは、冗談半分ながら飲料大手「コカ・コーラ」社の名前を次の買収候補として挙げたのだ。
その理由として「コカ・コーラにふたたびコカイン成分を入れるため」と、明らかに冗談とわかる形で付け加えていた。
さらに、「しょっちゅう故障するアイスクリーム機を修理するために、マクドナルドを買収してほしい」と訴えるネタ画像を投稿したユーザーのツイートをリツイートしたイーロンだったが、「ちょっと待て、さすがに奇跡は起こせない」と後ろ向きな様子だった。
なおイーロンといえば先日、総額440億ドル（約5.6兆円）でツイッター社を買収したことで大きな話題となったが、自身のツイッターでも早速、同社に対するさまざまな提案を投げかけている。
イーロンはツイートにて、「ツイッターのDM機能はSignal（暗号化メッセンジャーアプリ）のように、エンドツーエンド暗号化（送信元と送信先のみが、暗号化されていないメッセージを読めるシステム）することで、誰かにメッセージを盗み読みされたり、ハッキングしたりできないようにするべきた」と、DM機能の改革を訴えている。
イーロンは現時点で、電気自動車のテスラだけでなく、宇宙関連企業「スペースX」、脳に埋め込むマイクロチップの研究企業「Neuralink」、トンネル建設会社「The Boring Company」、そしてツイッター社の5つの企業を所有している。
そんな大富豪イーロンだが、先日には「持ち家がない」という趣旨の発言をし、世間をおどろかせていた。
