現在行われている、ジョニー・デップが元妻アンバー・ハードを相手取った名誉毀損裁判。この中で新たに、アンバーがPTSDになったと法医学心理学者が証言している。
法医学心理学者のドーン・ヒューズ氏は、2019年からアンバーの精神的健康に関連する記録を見直し、長時間のアンケートに答えさせ、数回のアポをとって複数回にわたって面接を行ったという。面接は直接、またはZoomを使って行われた。
この結果、ヒューズ氏は、アンバーがPTSD(心的外傷後ストレス障害)を持っていて、それはジョニーのせいであると結論づけた。PTSDとは、命の安全が脅かされるような出来事を経験した後に発症し、自分の意志とは関係なく、トラウマとなったその出来事を思い出したり、悪夢を見たり、不安や緊張が高まったりする症状だという。
ヒューズ氏は、「私はハードさんを心的外傷後ストレス障害と診断しました」「原因はデップ氏からの親密なパートナーからの暴力です」と証言した。
しかし、先週にジョニーの弁護士は、アンバーを診断した別の法医学心理学者シャノン・カーリー氏の証言を提出。アンバーのPTSD診断についてカリー氏は、彼女がPTSD症状をかなり誇張しており、その代わりに暴力を振るう傾向があると証言していた。
カーリー氏は以前の証言でも、アンバーが「境界性パーソナリティ障害(BPD)と演技性パーソナリティ障害(HPD)を組み合わせた心理的症状を示している」と証言しており、アンバーは「過度に劇的なプレゼンテーション」と「印象的なスピーチ」によってBPDとHPDであることは証明されており、「本当に中身がない」と説明していた。
一方ヒューズ氏は、アンバーがPTSDの症状を偽っていなかったと証言し、カーリー氏の診断についても反対の意見を述べている。
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