ジョニー・デップの弁護団が、アンバー・ハードの証言を「パフォーマンス以外の何者でもない」と一刀両断している。
現在、バージニア州の裁判所で開かれている、俳優ジョニー・デップが元妻で女優のアンバー・ハードを相手取って起こしている名誉毀損裁判。
2018年にアンバーがDV被害を訴える記事をワシントン・ポスト紙に寄せたことに対し、ジョニーが「まるで自分が加害者であるかのように書かれている」と指摘。公人としてのイメージを傷つけられたとして、損害賠償を求める裁判を起こしている。
このたび、ジョニーの代理人がTMZに語ったところによると、彼らは事前に、アンバーが証言台にて「一世一代のパフォーマンスをする」と予期できていたという。そして結果的に、彼らの予想通りの展開となったそうだ。
ジョニーの代理人は、アンバーのDV告発の内容が、時間とともに「新しく、都合のいいもの」に変化していると指摘。一方で、ジョニーの回想は最初の告発がなされてから6年間、一切変わっていないという。
また今後、ジョニーの弁護士がアンバーの話の矛盾点を指摘するため、反対尋問が行われる予定となっている。なおアンバーは証言2日目に、泥酔したジョニーから「口うるさい女」「クソ女」と呼ばれたことがあると主張。またアンバーは、キレたジョニーから割れたガラスを突きつけられたこともあったと訴えている。
アンバーによると、これまで何度もジョニーから「殺す」と脅されたことがあるという。バハマにあるジョニーのプライベートアイランドにてクリスマスを過ごしていた際にも、ジョニーがヒートアップしたことがあったという。
さらにアンバーは証言の中で、今後もしジョニーの子供たちの前で彼に恥ずかしい思いをさせるようなことがあれば、「人生を終わらせる」と言われたこともあったと語っている。