海外ドラマ専門チャンネル『スーパー︕ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ』は、⼥帝エカチェリーナの愛と欲望の⽣涯を描く海外ドラマ「THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜 シーズン 2」を、2022年5月9日(月)より独占日本初放送を開始する。
ピョートル 3 世から帝位を奪って⼥帝として名を馳せたエカチェリーナ 2 世が主人公の本作は、“時々真実の物語”と副題にある通り大胆なフィクションで構成された宮廷ドラマ。シーズン 1 はエカチェリーナが夫ピョートルから政権を奪うべくクーデターを起こすまでが描かれましたが、待望のシーズン 2 では彼⼥がいよいよロシア皇帝の座を⼿に⼊れ理想の国づくりに取り掛かり、⾝重の体で宮廷闘争を⽣き抜き人⽣初めての出産に臨むことに。⼥帝となったエカチェリーナのさまざまな挑戦を描く第二章はさらなるスリルと笑い、感動と驚きが待ち受けている。
キャストはシーズン 1 に続き、主人公のエカチェリーナをエル・ファニング、彼⼥の夫であるピョートル役をニコラス・ホルトが演じ、⼦役から⾒事な成⻑を遂げた 2 人の豪華共演が再び実現。さらにシーズン 2 では、ニコラス・ホルトが製作総指揮に加わっています。また、新たなキャストとしてエカチェリーナの⺟ヨハンナ役を演じるのは「X-ファイル」のダナ・スカリー捜査官役で大ブレークしたジリアン・アンダーソン。またピョートルの父である故ピョートル大帝も登場。『ハリー・ポッター』シリーズのルシウス・マルフォイ役や「スタートレック ディスカバリー」シーズン 1 のロルカ船⻑役が印象的なジェイソン・アイザックスがピョートル大帝役を演じます。そして映画『⼥王陛下のお気に⼊り』の脚本家トニー・マクナマラが、引き続き、企画・脚本・製作総指揮を務めている。
そして今回、5月9日(月)のシーズン 2 独占日本初放送開始にあわせて、エカチェリーナ役の主演エル・ファニングよりインタビューが到着した。
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──シーズン 2 ではエカチェリーナが権⼒を得るところからスタートしますが、権⼒者となった後の彼⼥を演じる上で、シーズン 1 とシーズン 2 で演技方法に変わったところはありますか︖
演技方法は変わっていませんが、エカチェリーナはシーズン1の頃から大きく成⻑していると思います。シーズン1では、とても繊細で、ロマンチストな若い少⼥でした。そこから、冷酷で⼒強いリーダーになっていく様⼦が描かれました。
シーズン 2 では、彼⼥がついに念願叶って権⼒を得た状態から始まります。シーズン 2 の彼⼥のテーマは、その権⼒をどう使うのか︖ということ。彼⼥はこのシーズンで、この国を変えられるのかということを試みていき、そこでは様々な困難や障害にぶつかっていくことになります。
私もエカチェリーナと共に成⻑したので、演技方法を変える必要はありませんでした。彼⼥のように⾃信もつけましたし、演技を通じて多くを学びましたからね。
──シーズン 1 を終えて⾒つけた、作品の新しい一面はありましたか︖
このドラマで私たちはギリギリの綱渡りをやっていると思います。ダークでひねりの効いたコメディでありながら、ハラハラドキドキのエモーショナルなドラマでもある。だから、私を含めたキャスト全員、綱渡りをやっている感覚です。皆さんにも、このドラマの作風を気に⼊っていただけたら嬉しいです。独特の世界観だと思います。
コメディ要素の場面は慣れるまで大変でしたが、シーズン 1 でコメディへの適応方法を⾝につけたので、今では⾃信があります。コメディとのバランスの取り方は、ピョートル役のニコラス・ホルトにも随分助けてもらっています。彼はコメディのリズムやタイミングの配分が上⼿ですから、私たちキャストは彼からたくさん学びました。
──ニコラス・ホルトといえば、シーズン 2 からは彼も製作総指揮として参加していますね。制作総指揮としての彼をどう評価しますか︖
素晴らしいですよ。彼のことは人として大好き。彼はとても特別で、このシリーズを一緒にやるなら、彼以外考えられない。すごく仲良しで、一緒にいると安⼼できるし、お互いに⽀え合っていると思います。
彼、シーンやキャラクターについても素晴らしいアイデアも思いつくんです。彼の演じるピョートルは本当にすごいんですよ。脚本でピョートルを読んだ時は「彼のこと嫌いだな」って思うけれど、ニック(ニコラス・ホルト)が演じたら好きになっちゃう。すごく魅⼒的で、私ですら「死なないで︕エカチェリーナに殺させるなんて無理︕」って思ってしまう。エヘヘ(笑)。特にシーズン 2 ではラブストーリーもあって、ストーリーも複雑になっていきますから、今まで以上のものが観られます。
ニックもこの業界での仕事が⻑いんですよね。私もニックも⼦役として育ったから、現場への向き合い方もすごく似ているし、仕事のやり方もすごく似ている。彼はすごくスマートで、彼がプロデューサーとして参加してくれて幸せです。
──エカチェリーナは妊婦となりましたが、これによって夫との関係は変わるのでしょうか。家族らしくなっていくのでしょうか︖
家族や、親になっていくということは、まさにシーズン 2 の大きなテーマです。このシーズンでは、ジリアン・アンダーソンがエカチェリーナの⺟親役で参加しているのですが、⺟親と一緒にいるエカチェリーナの姿も⾒られます。エカチェリーナが⼦を設け、⺟親になっていく姿が描かれますよ。
彼⼥は妊婦でありながら、国の⺟でもあります。エカチェリーナはそういったことに向き合うのですが、これは演じていて楽しかったですね。私は妊娠したことがありませんし、出産も経験していませんから、演技に不⾃然なところはないか、⾃分の⺟親にいろいろ聞きました。
メイクアップ部門には膨らんだお腹の装具を作っていただいて付けていたんですが、それが重たいので、キャラクターの⾝体面を理解するのに役⽴ちました。シーズン 2 での私は、ほとんど妊婦の状態です(笑)
──シーズン 1 から製作総指揮として関わってきて 2 シーズン目となりますが、いかがですか︖
誇らしいです。このドラマへはすごく熱⼼に取り組んでいます。ドラマの⽴ち上がりから参加していて、それが形になっていき、どんどん成⻑していくのを⾒てきていますから。新型コロナウイルスのパンデミックが始まった頃に、姉(ダコタ・ファニング)と製作会社を一緒に⽴ち上げたこともあるので、プロデュース業へのやる気も増しています。
このドラマで 2 シーズンを⼿掛けたことで、⾃信もつきました。プロデューサーとして成⻑したと思います。編集の⼯程も⾒て、意⾒も出すようになりました。こういった製作舞台裏に携わったことで、より細かなところにも気を配れるようになりました。そういった気付きが、私にとっては貴重でしたね。
──当時の宮廷で、妊婦はどのように過ごしていたのでしょうか。現代との違いはありますか︖
このドラマは史実にすごく正確というわけではないのですが、トニー(・マクナマラ、脚本家)は史実を時々取り⼊れています。当時は、お腹の周りにコルセットをつけていたそうですよ。最初に聞いた時は信じられませんでしたね。痛すぎるでしょって。
劇中ではエカチェリーナの出産シーンがあるんですが、宮廷にいる全員の前でお産をしなくちゃいけないんですね。当時はそういうやり方だったそうです。妊婦の⼥性にとってどれほど屈辱なことだったか、想像もつきません。良いことではなかったと思います。辛かったと思う(苦笑)
──シーズン 3 も決定していますが、今後どのような作品になっていって欲しいと思いますか︖
シーズン 3 は 5 月から撮影開始予定です。もうすぐですね。実は、私もまだ物語がどうなるのかを知らないんです。トニーがずっと脚本を書いていますからね。次のシーズンがどうなるのか、彼の中ではまとまっていると思うんですが、彼は撮影期間中もずっと執筆を続けるんです。それくらい筆が早い、天才なんです。
私もいち観客の気分で、どうなっていくのかがすごく楽しみです。ピョートルとエカチェリーナはどうなるんだろう︖⼦どもが⽣まれたけれど、幸せな家庭を築けるんでしょうか︖まだ分かりませんけれど、すごく楽しみです。私はいつもエカチェリーナの味方ですよ。
──エカチェリーナは少⼥から強い⼥性へと急速に成⻑していて、驚かされました。今後はどのような表現が⾒られますか︖
彼⼥のさらなる成⻑をどのように⾒せるかは、私たちにとっても挑戦でした。彼⼥は非常に強い⼥性に成⻑しましたから、次のシーズンでもどう変わっていくのだろうかと考えています。
今の時点で、不思議なことに彼⼥はピョートルのようになることがあります。冷酷な暴君みたいになることがあるんですよね。そんな彼⼥を演じるのも好きです。このドラマはフェミニストの物語でもありつつ、彼⼥は常に正しい答えを持ち合わせているわけではない。今でも学習や成⻑の途中にあるんです。
彼⼥には少しエゴがあって、それを抑えなければいけない時があるし、頑固なところもある。彼⼥のそんな一面が、今後はもう少し出てくるかもしれませんね。
──このドラマは批評家にも視聴者にも⾼く評価されていますね。これだけ愛されるのはなぜだと思いますか︖
作風が独特ですし、今はエンターテインメントが現実逃避になるような時期ですから、ドラマを観て別の時代に飛んでいけるというのが良いのではないでしょうか。このドラマは、テーマ⾃体は現代的ですが、(当時を再現した)⾐装やセットが美しくて、細かなところまで作り込まれています。それにユーモアのセンスも、ウィットに富んでいてスマート。キャストたちのアンサンブルも素晴らしくて、エカチェリーナとピョートルのみならず、キャラクター全員が活き活きしています。観ている方には、まるで⾃分も宮廷の一員になったような気持ちで、アンサンブルに加わってもらえたらと思います。そうすればストーリーの流れに乗って感情移⼊できますよ。
このドラマは、笑えるだけではなくて、⼼がこもっているからこそ楽しんでいただけると思います。奇想天外でクレイジーなことも起こりますが、泣けるところもある。当時の奇想天外さにも忠実に演じながら、真実味を持って演じていますので、そういった要素が交わって、とても感情移⼊できると思います。
──これまでのエカチェリーナの⼈⽣観についてどう思いますか︖彼⼥から学んだことはありますか︖
彼⼥はどんなことにも「ノー」と⾔わないですよね。このドラマのテーマは、運命を全うして、⼼の声に従うということ。彼⼥から学んだことはたくさんあります。特にこの業界では「ノー」を突きつけられることが多いのですが、それでも頑張って続けていかなければいけない。エカチェリーナはそういう意味で、⾃分の⼼に従って動いていて、それがこのドラマの美しいところです。
──このドラマの⾐装や美術、⼩道具はどれも美しいですが、何か現場から持ち帰ったことはありましたか︖
はい、いくつか小道具を持ち帰りました。シーズン 1 では私が描かれた漫画のようなもの、シーズン 2 では彫刻を持って帰りました。実は、妊婦のお腹の装具もひとつ持っています。
⾐装はまだ使い続けているので、持ち帰ることができないんですけど、シリーズが完結したら、家に⾐装をたくさん持って帰りたいな。すごく綺麗ですからね︕
──今は旅⾏には不向きなタイミングですが、このドラマのプロモーションで来日できていたら良かったですね。確か、以前映画『マレフィセント』でアンジェリーナ・ジョリーと一緒に来日されていましたよね︖
⾏きましたね。『マレフィセント』で…、そうそう︕東京に⾏って、ロボットカフェに⾏ったのを覚えています。思い出した︕楽しい夜を過ごしました。その一度きりですね。本当にまた⾏きたくて堪らないんですよ。旅⾏もしばらくしていなくて……。またすぐにでも日本に⾏って、直接皆さんにお会いしたいです。今はこういう状況ですからね……。
──ロボットカフェ以外で、日本でのことを覚えていますか︖
ええと、沢⼭あります。しばらく前ですけど……、ショッピングが楽しかった。私、お買い物大好きなんです。どこに⾏ったんだっけな︖とにかく沢⼭買い込みました。それから素晴らしいディナーも。本当に素晴らしいディナーでした。特に思い出されるのはそれですね……。
あっ、プレミアイベントが素晴らしかったんです︕『マレフィセント』のプレミアで一番素晴らしかった。人が多くて、本当に大勢だったんです。映画を再現して、スモークが焚かれて、ドラゴンが出てきて、アンジェリーナが台座にいて。すっごく楽しかった。忘れられません。まるでディズニーランドでした。
──最後に、日本のファンにメッセージをお願いします︕
日本の皆さんが大好きです。エカチェリーナのことも好きになっていただけたら嬉しいです。シーズン 2 も、前シーズン同様楽しんでくださいね︕
「THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜 シーズン 2」
海外ドラマ専門チャンネル スーパー︕ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて 2022 年 5 月 9 日(月)、独占日本初放送開始︕
【二カ国語版】 毎週月曜日 22:00 ほか 【字幕版】 毎週月曜日 24:00 ほか
公式サイト︓http://www.superdramatv.com/lineup/SNN000006922.html
予告映像︓
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ストーリー
エカチェリーナがクーデターを起こしてから 4 ヶ月。負けを認めず籠城していた夫ピョートルが空腹に耐えかねてついに降伏、エカチェリーナは念願の帝位を⼿に⼊れる。ピョートルの⼦供を⾝ごもっている今、彼⼥が命を狙われる危険はないが、⼦供が産まれるまでに能⼒を証明して⼥帝としての地位を固めなければ未来は危うい。そのためエカチェリーナは、参謀オルロと将軍ヴェレメントフとともにロシアの近代化を推し進める政治改⾰に着⼿する。だが、⼥性教育の学校を始めても⽣徒は集まらず、宮廷で味方を増やそうとしても周りは反対意⾒ばかりで厳しい現実に打ちのめされる。そんなエカチェリーナに対しピョートルは軟禁⽣活を送りながらも彼⼥とお腹の⼦供に愛情を⽰し―。
作品データ
原題︓The Great: Season 2/2021 年/アメリカ/二カ国語版・字幕版/HD 作品
●企画・脚本・製作総指揮︓トニー・マクナマラ(映画『⼥王陛下のお気に⼊り』)
●製作総指揮︓エル・ファニング、ブリタニー・カーハン・ウォード、ジョシュ・ケッセルマン、マリアン・マックゴワン、ダグ・
マンコフ、トニー・マクナマラ、
マット・シャックマン、アンドリュー・スポールディング、ロン・ウェスト、マーク・ワインメイカー、ニコラス・ホルト
●製作会社︓Civic Center Media/MRC
●出演︓⼥帝エカチェリーナ︓エル・ファニング(映画『マレフィセント』)/声︓早⾒沙織
ピョートル 3 世︓ニコラス・ホルト(映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『モンタナの目撃者』)/声︓関智一
フィービー・フォックス(映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』)/アダム・ゴドリー(TV「ブレイキン
グ・バッド」)
グウィリム・リー(映画『ボヘミアン・ラプソディ』)
スーパー︕ドラマ TV #海外ドラマ☆エンタメ *視聴可能世帯数︓全国 7,797,000 世帯(2021 年 3 月末現在)
「ブラックリスト」「S.W.A.T.」「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」など、日本初放送のヒット作や傑作ドラマが満載の日本最大の海外ドラマ専門チャンネル。
スカパー!、スカパー!プレミアムサービス、全国のケーブルテレビ、ブロードバンド TV で放送中。www.superdramatv.com
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