ベネディクト・カンバーバッチが、今年のアカデミー賞授賞式で起こったあの事件について言及している。
5月7日(土)、バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」にて自身2度目となる司会を務めた俳優のベネディクト・カンバーバッチ。
そんな彼がオープニングトークの中で、アカデミー賞授賞式にて繰り広げられたあの事件について言及。会場が一時騒然となったあの場面を、なんと笑いに昇華させスタジオを沸かせた。
今年3月27日(日)、ロサンゼルスのドルビーシアターで開催された映画の祭典「第94回アカデミー賞授賞式」。プレゼンターとして登場したコメディアンのクリス・ロックが、ステージ上でウィル・スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪型をネタにするや、これにウィル・スミスが激怒。すぐさまステージにあがると、クリス・ロックに平手打ちをお見舞いするという前代未聞の事件を起こした。さらにウィルは席に戻ってからも、放送禁止用語を連発してクリス・ロックを非難した。
この事件の直後、ウィルは主演をつとめた映画『ドリームプラン』にて自身のキャリア初となるアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。
そしてこの主演男優賞には、ベネディクトもネットフリックス映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でノミネートされていた。
そんなベネディクトは「サタデー・ナイト・ライブ」の番組内で、「ぼくもアカデミー賞にノミネートしてたんだよ!でもとれなかった。ウィル・スミスに打ちのめされたね」と、先述の事件をほのめかすかのようなジョークを言ったのだ。
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スタジオにいた観客もこのギャグに気がついたようで、「おー」という歓声とともに、笑いが起こった。
するとベネディクトは、「もちろん、体に被害を受けたわけじゃないよ!」と付け加え、さらに笑いを誘った。
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