ベネディクト・カンバーバッチは、自身の名字について深刻な悩みを抱えていたようだ。
トーク番組「The Late Late Show With James Corden」に、最新作『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』で共演した女優エリザベス・オルセンとともに出演した俳優のベネディクト・カンバーバッチは、俳優業を続けるため、名字をより短く、より言いやすいものに変えようかと真剣に考えていた時期があったことを明らかにした。
【動画】Benedict Cumberbatch Was Almost “Ben Carlton”
ベネディクトは番組司会のジェームズ・コーデンに対し、自身の名字について、「まるでお風呂の中でするオナラみたいな音だろ？それに、月曜の朝から発音するにはむずかしすぎるんじゃないかって思ったんだ」と、恥ずかしい思いを抱えていたことを告白。
そのうえで「スクラブル（単語を作成して競うボードゲーム）には、よいかもしれないけどね」と笑いを誘いつつ、「それでも、やっぱり言いづらいと思うんだ」と付け加えた。
なおベネディクトによると、改名後は「ベン・カールトン」と名乗るつもりだったという。ベネディクトの本名はベネディクト・ティモシー・カールトン・カンバーバッチであることから、その一部を取ったものだ。
それでも思いとどまったのは、彼の有能なエージェントの「すばらしい名前じゃないか。とてもユニークだし、なかなか見かけない。カンバーバッチという名前は、むしろ記憶に残りやすいと思うよ」というアドバイスによるものだった。ベネディクトは、「その直後かな、仕事が入り始めたんだ」と振り返っている。
ベネディクトが主人公を演じる『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』は、全国ロードショー中。
