俳優のザック・エフロン(34)が、自身の名を一躍世に知らしめた米ディズニー・チャンネルのTV映画『ハイスクール・ミュージカル(以下、HSM)』について、うれしいコメントをし、ファンを喜ばせている。
『HSM』は、バスケ少年のトロイ(演:ザック・エフロン)と学校一の天才少女ガブリエラ(演:ヴァネッサ・ハジェンズ)を主軸としたミュージカル映画。住む世界がまったくちがう2人は、仲間からの反発や、ライバルの妨害に遭いながらも、大好きな歌を通して心を通わせていく――。
【動画】すべての始まりとなった名曲「Start of Something New」(『HSM』一作目より)
2006年に米ディズニー・チャンネルで初放送された本作は、予想外の大ヒットを記録。その後、『ハイスクール・ミュージカル2』(2007)、『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(2008 ※劇場公開)と、一年ごとに続編が製作・公開され、2011年にはシャーペイ(演:アシュレイ・ティスデイル)が主人公のスピンオフ作品『シャーペイのファビュラス・アドベンチャー』が、そして2019年からは、『HSM』から15年後が舞台の「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」がディズニーの公式動画配信サービス「ディズニープラス」でスタートした。
▽Disney+ (ディズニープラス)入会方法
5月13日に全米公開される、スティーヴン・キングの小説が原作の映画『炎の少女チャーリー』(6月17日全国公開)のプロモーションのためインタビューに応じたザックは、もし『HSM』が再映画化される場合、オファーを受け入れるかどうかについて尋ねられると「もちろん、もちろんだよ!」と即答。第一作目の公開から16年が経ったいまも、『HSM』での仕事はザックの心に深く刻まれているようだ。
「つまり、どんな形でも、あのチームに戻って一緒に仕事をする機会があるというのは、すばらしいことだよ。僕の心はまだそこにあるんだ。それって信じられないことだよね。実現するとよいな」
★新作『炎の少女チャーリー』で共演したライアン・キーラ・アームストロングと
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『HSM』について前向きな姿勢を見せたザックだが、同作でミュージカルをこよなく愛する学園のワガママ女王シャーペイを演じたアシュレイは昨年、シャーペイ役を二度と演じないと断言。また、ガブリエラを演じたヴァネッサは、2017年に受けたインタビューの中で「私はいま28歳よ。だから先生役になれるけど…先生はイヤね!心はまだ10代よ。だからおそらく私は無理だけど、みんなの活躍を楽しみにしているわ!」と出演に消極的なことを遠回しに語っていた。
その一方で、グラミー受賞者オリヴィア・ロドリゴが主人公を務める「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」のシーズン1には、『HSM』でシャーペイの双子の弟ライアン・エヴァンス(演:ルーカス・グラビール)が意外な形で登場し、久しぶりにすばらしい美声を披露している。加えて、2022年内に配信される同作のシーズン3には、トロイの親友チャド・ダンフォースを演じたコービン・ブルーが本人役で出演することも決定している。
【動画】ファン必見!「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」第8話 予告編
『HSM』に抱く想いは、俳優によって様々のようだが、どのような形であれ「ザック演じるトロイの姿が見たい!」と願うファンが世界中にたくさんいることはまちがいないだろう。