ハリー・スタイルズはかつて、セラピーは自分が壊れていることの証だと考えていたそうだ。
「Better Homes & Gardens」誌の2022年6月号で表紙を飾ったハリー・スタイルズ。雑誌の中でハリーは、自分にとってセラピーを受ける必要性を感じなかったが、その後考えを改めたエピソードを明かした。
ハリーは、セラピーを受けることは「音楽業界の決まり文句」だと思っていたという。
「それ(セラピーを受けること)は、自分が壊れていることを意味すると思っていた。必要ないと言える人間になりたかったんだ」と、セラピーを認めたくなかった過去を告白。
そんなハリーだったが、たった1回のセッションを受けただけで、彼は自分でも知らなかった「自分の扉を開く」ことができ、以前は「感情的に惰性で動く」傾向があったものを、より素直に感じることができるようになったという。
ハリーは、「生きることを受け入れ、幸せになり、極限まで傷つくこと、それが最も生きていることだと思う。泣いたり、笑ったり、それ以上に生きていると感じる方法はないと思うんだ」と語っている。
また、ハリーは同じインタビューの中で、自分の性生活を恥じていること、そして自分のセクシュアリティにレッテルを貼る必要性を感じない理由についても明かしている。
2010年から2015年の間に、人気ボーイズグループのワン・ダイレクションのメンバーとして活動していた頃、「秘密を暴露されたことがあった」ことから、「信頼できる人を見つけるのがストレスだった」と答えたハリー。
「でも、こういう考えにいたったんだ。『何を恥ずかしがってるんだ。ぼくは26歳の独身男性。セックスだってするさ』ってね」と性に関してもオープンになったことを明かし、性的指向についても「レッテルをはる必要なんかない。性別欄のどの項目にチェックを入れるかなんて、明確にしなくてもいいってことだと思うんだ」と、自身の見解を示している。