現在行われている、ジョニー・デップとアンバー・ハードの裁判。熱狂的なファンたちは、傍聴席の最前列の席を確保するために、多大な労力とお金を費やしたようだ。
ジョニーは、2018年にワシントン・ポスト紙にアンバーが寄稿した記事により、公人としてのイメージが傷付けられたとして、5千万ドル相当の名誉毀損でアンバーを提訴している。この記事の中でジョニーは名指しされていないが、アンバーによって自分の評判とキャリアを衰退させられ、数百万ドルの仕事を奪われたと主張している。
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裁判所前に駆けつけたファンの中には、毎日法廷に入るために必要なリストバンドを確保するべく、早朝から並んでいる人もいたようだ。
ファンの1人、52歳のシャロン・スミスさんは、この裁判を見るためになんとイギリスから駆けつけたという。イギリスで12年間の交際を終えたばかりだというスミスさんは4月、裁判が始まると自分の荷物を倉庫に詰めてバージニア州へと飛行機でやってきたという。そんな彼女は、裁判がない日はロサンゼルスへ行き、裁判が再開されると戻ってくるのだそうだ。「私はロスから行ったり来たりしているので、毎回600〜700ドルはかかります」と説明し「ホテル、食事代などでコストは大体1万ドル(約128万円)です」とコメントした。
さらに、裁判を見るために1年分の有給休暇を使ってロサンゼルスからやってきたというイワン・デ・ブールさん(59歳)は、これまでに3万ドル(約385万)の費用がかかっているという。「私はジョニーのためにここにいられるよう、1年間の休暇を取りました」「私とジョニーは同じ年で、独身だから、やりたいことをやっています」とコメントし、これだけ大金をつぎ込んでも「後悔していない」と断言。「ここにいなかったら、もっと後悔していたかもしれません」と話している。