イーロン・マスクは、ツイッターにある人を復活させる計画があるようだ。
電気自動車の大手メーカー「テスラ」のCEOで、先日ツイッター社を買収したことでも話題になった「世界一の大富豪」イーロン・マスク。そんな彼が、かつてツイッターから永久追放されたあの人物のカムバックを許可する方向で進めているという。
その人物こそ、元米大統領のドナルド・トランプ氏だ。
5月10日(火)、Financial Timesのインタビューにこたえたイーロン・マスクは、ドナルド・トランプ氏がツイッターへ戻ることを認めるつもりであると口にした。
マスクによると、「永久追放」という処分は極めてまれであり、「ボットやスパム、詐欺アカウントに限られるべき」であるという。
インタビューの中で「まだツイッターを運営する立場ではないから、今後どうなるかわからない」としたうえで、「ドナルド・トランプ氏を追放するのは正しい選択ではないと思うんだ」と語ったマスクは、「ぼくは追放の決定はまちがっていたと思っている。彼の支持者である多くの国民を除外したり、最終的にドナルド・トランプ氏が声をあげられないようにするという結果にはならなかったからね」と続けた。
トランプ氏は昨年1月に発生した連邦議会議事堂乱入事件にて、暴力をあおるようなツイートをしたとされており、今後も暴力を容認するメッセージを発信する可能性があるとして、ツイッターから永久追放された。
そんな中、トランプ氏は今年2月、SNS「Truth Social」を設立。「Truth Socialは急成長をとげており、ツイッターよりもずっとよい」とし、アカウントが復活したとしても「ツイッターには戻らない」と語っている。
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