エリザベス・オルセンは過去に、マーベルとの契約で「ストレス」だと感じたことがあったそうだ。
このたび、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに応じた女優のエリザベス・オルセンは、スカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフを演じるにあたってマーベルと契約したことで、他の作品への出演に影響を及ぼしたと語っている。
エリザベスはマーベルとの契約に縛られることに「イライラするようになった」ことを認めたうえで「仕事は安定していたけれど、自分の中の大切な部分が失われていったの」と切り出すと、「私が得意とする仕事をやる時間を奪い取られてしまったの。私がいち観客として、より楽しんでいた仕事をね。これが私の正直な感想よ」と、マーベルとの契約が原因でほかの作品に出演する機会を逃していたことを明かした。
エリザベスはそんな契約について、最初は「つらい」と感じながらも、だんだんと自分が得たものに感謝するようになっていったという。
MCUの中で新たな「自由」を見つけたと明かしたエリザベスは、「続ける選択をする力というのは、私にとって重要なものだったわ」と語ると、「私たちがやっていることってすごくフシギなことでしょ?それを受け入れてくれる人がいるのかどうかもわからない。でもそれがかえって、自由だと思えた。プレッシャーも恐怖もなくて、健全な経験だったのよ」と付け加えている。
そんなエリザベスは、もし今後もマーベルからオファーが来るのであれば、受けるつもりでいるという。
「ストーリーが本当によいものに限るけどね。こういった映画は、コンテンツを作るというより、非常に力強い視点を持つことが大事だと思うの。単純に『続編が必要だから』という理由ではなくてね」と、オファーを受ける条件を明かしている。
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