クリス・ロックは、ジョニー・デップ側のようだ。
現在、バージニア州の裁判所で開かれている俳優ジョニー・デップによる元妻アンバー・ハードを相手取った名誉毀損裁判。
2018年12月に、アンバー・ハードはワシントン・ポストにDV被害を訴える記事を寄せた。これについてジョニーが、「まるで自分が加害者であるかのように書かれている」と主張。公人としてのイメージを傷つけられたとして、損害賠償を求めているものだ。
4月中旬から始まっているこの裁判だが、連日のように2人の衝撃的な私生活が暴露され、まさにドロ沼の展開を迎えている。
テレビ中継までされているこの裁判は注目度も高く、話題にする芸能人も少なくない。
そんな中、コメディアンのクリス・ロックも、この裁判について言及。「ジョニー側」だと受け取れる意見を述べた。
イギリスのロンドンでコメディ番組に出演したクリス・ロックは、その中で「ぼくはすべての女性を信じているよ。すべての女性をね。いや、アンバー・ハード以外だな」と、アンバーに批判的な考え方を示すと、「彼女に何があったんだ?ジョニーのベッドにウンチしたんだぜ。彼女は普通なのかもしれないけど、ベッドでウンチは正気の沙汰じゃない。彼女はベッドでウンチしたんだ。一体なにが起こってたんだ?しかもさ、2人はその後そこで肉体関係を持ったんだぜ?いいものだったのかもしれないけど…。ぼくもクレイジーな女には何人か会ったことあるけど、これはダメだ」と、ジョニーの証言の中で飛び出した「アンバーがジョニーのベッドに排泄物を残した事件」について語った。
さらに、「現代ではだれもが被害者になりうる」と続けたクリスは、「世界には本物の被害者がいて、彼らの声には耳を傾けられるべきだし、彼らには愛や思いやりを受け取る権利がある。しかし、みんなが被害者だって主張し始めたら、本物の被害者の声は聞こえなくなってしまうんじゃないだろうか」と問題提起している。