『トップガン』最新作『トップガン マーヴェリック』に、なぜ前作の女性キャストが出演しなかったのか。監督をつとめたジョセフ・コシンスキーが、その理由を明らかにしている。
このたび「Insider」のインタビューに登場したジョセフ・コシンスキー監督は、1986年に公開された映画『トップガン』でヒロインのチャーリーを演じたケリー・マクギリスや、グースことニック・ブラッドショーの妻キャロルを演じたメグ・ライアンについて、最新作でカムバックさせるつもりはなかったと語っている。
「それは、ぼくが描きたかったストーリーではなかったからね」とその理由を口にしたコシンスキー監督は、「すべてのストーリーを、わざわざ前作に『後戻り』させるようなことはしたくなかったんだ。新しいキャラクターを登場させることは、とても重要だからね」と続けた。
『トップガン マーヴェリック』は、前作に引き続き、主人公マーヴェリックをトム・グルーズが、ライバルのアイスマンことトム・カザンスキーをヴァル・キルマーが演じているが、今回は、マーヴェリックがグースの息子ルースターことブラッドリー・ブースター（演：マイルズ・テラー）らの教官を務めるというストーリーとなっている。
なお、女優のケリー・マクギリスは2019年、「Entertainment Tonight」の取材に対し、続編出演のオファーを受けていないことや、かつての共演者との現在の関係を明かした。
「映画ってフシギなものだわ。今では、誰とも連絡を取っていないんだもの」と語ったケリーは、「ときどき、何人かと話をすることはあるけど。実際、映画づくりって本当に不思議な職場なの。世界中のさまざまな場所から、たくさんの人が集まるんだものね」と明かした。
