「ハバナ」「セニョリータ」などの楽曲で知られる歌手のカミラ・カベロ(25)が、全米で大人気の音楽オーディション番組「ザ・ヴォイス」(2011-)の新コーチを務めることが明らかとなった。
先週末、計5シーズンに渡って「ザ・ヴォイス」のコーチを務めた経験を持つグウェン・ステファニーは、自身のTikTokアカウントに「今秋に『ザ・ヴォイス』のコーチになるなら、これをデュエットして」とのキャプションを添え、番組当初からコーチとして参加しているブレイク・シェルトン、そして、シーズン14からコーチを務めているジョン・レジェンドと一緒に、歌手ミーカのヒット曲「Grace Kelly」(2007)を歌う動画を投稿した。
@gwenstefani #duet with @johnlegendofficial #duet this if you’re going to be a Coach on #TheVoice ♬ original sound – Blake Shelton
そして現地時間5月15日、グウェンはまたしても前述と同じ動画を投稿。ただひとつ違うのは、画面が3分割から4分割になっていることだ。コーチ陣が「Grace Kelly」を歌っていると、なんと画面の下から、カミラが颯爽と登場!「ザ・ヴォイス」の新コーチに就任するのは、カミラであることが明らかとなった。
@gwenstefani See you this fall! 💋 #TheVoice ♬ original sound – Gwen Stefani
昨年9月20日から12月14日まで放送された前シーズン(シーズン21)では、ブレイクとジョンのほか、ケリー・クラークソンとアリアナ・グランデがコーチを担当。アリアナについては、先輩歌手を差し置いて、番組史上最高額となるギャラ(2000万~2500万ドル/約25.8億~32.2億円)を受け取っていたことが判明し、ネット上で大きな話題となった。
なお、カミラは前シーズンでジョン・レジェンドを手助けするために、アドバイザーとして番組に登場しているが、フルタイムでコーチを務めるのは今回が初めてである。
最近、アメリカの深夜トーク番組「レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン」の人気企画「カープール・カラオケ」に出演したカミラは、キャリア初期にアメリカ版「Xファクター」のオーディションを受けた経緯について、当時大ファンであった「ワン・ダイレクション」がイギリス版「Xファクター」を経て結成されたからだと説明。「ザ・ヴォイス」ではなく、「Xファクター」に出演することで、大好きなハリー・スタイルズと出会い、結婚できるのではないか?と密かに考えていたことを明かしている。