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ジャスティン・ビーバー、米バッファロー銃乱射事件の犠牲者を自身のコンサートで追悼… 犯人とされる18歳の男を非難「まさに極悪非道だ」

ジャスティン・ビーバー Photo: Chris Pizzello/AP/Shutterstock NEWS
ジャスティン・ビーバー Photo: Chris Pizzello/AP/Shutterstock

ジャスティン・ビーバーが、米バッファローでの銃乱射事件での犠牲者たちにメッセージを送った。

5月14日(土)、ニューヨーク州バッファローのスーパーマーケットにて、10人が死亡、3人が負傷する銃乱射事件が起こった。犯犯人はペイトン・ジェントロンという18歳の白人男性で、過激な人種差別主義者だったとされている。

ジャスティン・ビーバーはこの日、コンサートのためこの町を訪れていた。

心を痛めたジャスティンは、コンサート開始前の円陣でもこの事件について言及。スタッフに向け、「みんな、何が起こったか知ってるよね」と切り出したジャスティンは、「でもぼくは今日をすごく楽しみにしてきた。ステージにあがることをね。ベストを尽くして、よい時間にしよう。この町に光をもたらすんだ。それがぼくたちに求められていることだから」と呼びかけ、士気を高めた。この様子はジャスティンのSNSにも投稿されている。

続く動画では、コンサート開始直後、ジャスティンが集まった満員の観客たちに向け、犠牲者のために黙とうを捧げようと呼びかけている。

ジャスティンは観客たちに、「今日、この町で悲劇的な事件が起こったよね。ぼくは今夜、みんなで犠牲になった人たちに敬意を表したい。みんなも、この黙とうに参加してくれるとうれしい。ぼくにとって、おおいに意味のあることだから」と語りかけると、数分間、沈黙の時間をとった。

さらにジャスティンは犯人とされる18歳の男についても言及。「世界は分断であふれている」と語ると、「人種差別がたくさんあるんだ。ぼくも、みんなもわかっていると思う。それが悪、まさに極悪非道だということを。ぼくたちがやらなければならないのは、それを変えていくことだ。この問題については、味方であり続ける人々、友人、家族、そして愛する人たちと会話し続けよう」と、人種差別問題に根底から向き合うよう訴えた。

事件の犯人である18歳のペイトン・ジェンドロンは、第一級殺人の疑いで土曜日に拘束された。他の容疑も含め、彼は自分の暴れっぷりをライブストリームで配信したと言われている。

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