アンバー・ハードが3日目となる証言台に立った。この中で、出演作『アクアマン』への裁判による影響を明かしている。
5月16日(月)、証言台にて、元夫ジョニー・デップのDV告発が自身の仕事に影響したかとたずねられたアンバー・ハード。特に2018年の映画『アクアマン』については、ヒロインキャラクターの「メラ」を演じるにあたり苦労した部分もあったという。
「何ヶ月も前から準備をし、夜遅くまで残業して、仕事をつづけるために戦い続けました。なんとか続けられたのです。他の仕事にも力を入れつつ、最終的に『アクアマン』という映画への出演も叶えることができました。ジョニーに接近禁止令を出したことで打撃もありましたが、なんとか自分のキャリアを取り戻し始めていたのです」と振り返ったアンバーは、『アクアマン』の出演料が100万ドル(約1億2000万円)であったことを認めたうえで、「はい、興行収入に合わせたボーナスがありました。一定の興行収入を上回ると、ボーナスが出るのです」と付け加えた。
前作『アクアマン』では主要キャストのひとりであったアンバーだが、なんと2023年に公開が予定されている続編『アクアマン2』では出演時間がわずか10分ほどになると報じられている。これについてアンバーは、「なんとか作品に残れないかと努力しましたが、彼らは私を参加させたくなかったようです」とくやしさをにじませた。
さらにアンバーは、「台本も渡されたのです。新しいバージョンの台本ではアクションのあるシーン、ネタバレにならない程度にお話しますが、私と別のキャラクターが戦うシーンが削除されていました。基本的に、私の登場シーンはかなり削られていると感じました」と続けた。
なお『アクアマン2』については、アンバーの降板を求め200万件を超える署名が集まったとされている。