人気歌手で女優のセレーナ・ゴメスが、ホワイトハウスでメンタルヘルスについて語った。
【動画】Jill Biden and Selena Gomez Discuss Youth Mental Health I LIVE
5月18日(水)、セレーナ・ゴメスは、米ワシントンDCのホワイトハウスで開催された「Mental Health Youth Forum」に出席。ファースト・レディーのジル・バイデン夫人と記念撮影もおこなわれた。
かねてから、メンタルヘルスの向き合い方についてメッセージをおくってきたセレーナは、今回のパネルでメンタルヘルスを取り巻く汚名について語った。
セレーナは、「自分の体験を少し話すと、精神的に何が起きているのか、自分が抱えているものが大丈夫だと知ることで、もっと自由になれるような気がしたんです」「メディアを通じて、あるいは自分の旅路について話すことによって、メンタルヘルスに注意を向けることは、助けになるのです」と、自身の精神面について語った。
またセレーナは「それは、自由に、恥じることなく議論できる話題であり、そうあるべきだという見本を示すものです」と、メンタルヘルスの問題は抱え込むものではなく、もっとオープンに話されるべきだと付け加えた。
さらに「精神衛生は、私にとって非常に個人的なものであり、自分のプラットフォームを使って私自身のストーリーを共有し、みなさんのようなすばらしい人たちと協力することで、他の人たちが孤独を感じなくなる手助けができればと思います。他の人たちが孤独を感じず、必要な助けを見つける手助けができればと思っています」と明かした。
現在セレーナは、メンタルヘルスに特化したメディアプラットフォーム「Wondermind」を立ち上げることを発表。「批判はしない、前進するのみ」をモットーとし、メンタルヘルスに関するコミュニティを育成、精神を意識的に整えたいと願う人のためのツールやリソースを提供するという。
このイベントには、アメリカ合衆国国内政策会議委員長のスーザン・ライス大使、ヴィヴェック・マーシー米国外科長官、30人の若者のメンタルヘルス活動家も出席した。