ダヴ・キャメロンが、自身の苦悩を赤裸々に語っている。
歌手で女優のダヴ・キャメロンが5月18日（水）、自身のインスタグラムを更新。鏡に向かって泣いている自身の写真とともに、うつ病と精神不安で悩んでいることを打ち明けた。
インスタグラムに投稿されたテキストにて、「最近、『自分』という概念について悩みを抱えているの。自分が知っている自分と、自分にはわからないけど他人からはそのように見える『自分』とね」と、自分らしさと周りからのイメージの間で苦しんでいることを告白したダヴは、投稿に添えたキャプションにて、「アイデンティティと自己について。そしてうつ病と精神不安についてよ。『自己』とは、私がもっとも深く理解している人、深く愛し、保護する人、自分の子供のような人。私はこの『自己』をよく知っているし、とても近い存在なの」とつづった。
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そして、「私にとって、アイデンティティと自己はいつも正反対の位置にいる。そして、一度にどちらか1つしか、私の人生に入り込めないのよ」と述べたダヴは、「これまで、アイデンティティと自己が一緒に存在したことはないわ。これは、『私が自分らしくいるということがまちがっている』という信念によるものなんだけど、年を重ねるにつれて、『ここにいるべきではない』『私らしくいるべきではない』って考えるようになったことに気がついたの。ここに存在するためには、他の何者かにならなければいけないってね。私は、心からあなたたちと一緒にこの場所にいたいのよ」と訴えかけている。
ダヴはこのような悩みについて、「結論のあるものではないし、答えがあるものではない」としながらも、あえて自分の弱さを告白することで、同じ悩みを持つ人に安心感を与えたいという思いもあったようだ。
投稿された長文テキストは、「感情はクールだし、精神不安でもいいの。人間として生きていくことは簡単ではないわ。でも、みんな手をにぎりあってる。忘れないでね」と締め括っている。
※記事初出時に、記事内の一部情報に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。
