ドラマ「アニマル・キングダム」や、映画『オーシャンズ13』などで知られる女優のエレン・バーキンが、ジョニー・デップの元妻アンバー・ハードに対する名誉毀損裁判で証言した。
エレン・バーキンは、90年代にジョニー・デップと恋愛関係にあった。今回の証言は2019年に事前に録音されたものだという。
エレンは証言の中で「私たちは時間をかけて友情を育みました。90年代に出会い、10年か、もう少し短い期間、友人関係にありました」と彼女は証言の中で語り、「西海岸と東海岸にそれぞれ住んでいて、友情は親しいときもあれば疎遠のときもありました」と付け加えた。
その後、エレンとジョニーの関係は恋愛に発展したという。
エレンは「やがて、関係はロマンチックなものになりました。純粋なプラトニックな友情からロマンチックなものになったのです。やっぱり、それを『性的な関係』に変えてもらえませんか?」と、通常の恋愛ではなく、性的なものであったと訂正した。
エレンとジョニーの“性的関係”は、数ヶ月続き、週に3、4回の頻度で一緒にいたという。当時のジョニーについてエレンは「彼はいつも、ほとんど、多くの時間、酔っぱらっていました。赤ワインをよく飲んでいました」と明かしている。
さらに、ジョニーは彼女の前でいつも幻覚剤、コカイン、マリファナを使用していたという。「彼はいつも酒を飲むか、マリファナを吸っていた」と続けた。
「ある時ジョニーは、ラスベガスで映画『ラスベガスをやっつけろ』を撮影していた時、ホテルの部屋の中にワインボトルを投げ入れてきました」と、ジョニーの暴力的な部分を証言。
またジョニーは「ただの嫉妬深い男」で「支配的」だったと明かし、「どこに行くんだ?誰と行くんだ?昨夜は何をしたんだ?」としつこく聞いてきたことを明かした。
「私が背中に傷を負ったことがあるのですが、彼はそれが私以外の人とセックスしという意味だと主張し、とてもとても怒っていました」とエレンは付け加え、彼は支配的で要求が多いこともあったと明かした。