アシュリー・グラハムが、壮絶な出産体験を明かしている。
プラスサイズモデルのアシュリー・グラハムはこのたび、雑誌「Glamour」に掲載された最新エッセイにて、今年1月、双子の息子たちマラキとローマンを自宅出産した際に、自らの命が危機にさらされたことを告白した。
およそ3時間半の陣痛を乗り越え、アシュリーは2人の息子たちを無事出産した。しかしこの後、彼女は気分が悪くなり、気絶したという。のちに、出血多量であったことがわかったそうだ。
アシュリーはエッセイの中で、「私が覚えているのは、誰かが私のほほを軽く触れているような感覚があったってこと。あとでわかったんだけど、それは誰かが私の意識を確かめるため、軽く叩いていたものだったの。誰かが私の手を握っていてくれて、夫のジャスティン(・アーヴィン)が耳元で祈り続けてた。腕に注射も打たれていたそうよ」と振り返ると、「それから目の前が真っ暗になって、星のようなものが見えたのも覚えているわ」と続けた。
アシュリーが目を覚ますと、助産師やスタッフらは懸命に彼女を落ち着かせようとしたが、アシュリーは「何かがおかしい」と感じたという。
「彼らは詳しい話をしようとしなかったの。でもあたりを見渡すと、まさに血の海。内臓の奥底から叫び声をあげてしまったわ」と、状況の把握ができなかったことを明かしたアシュリーは、「カオスから感情を解放するための叫びだった」とつづった。
そんなアシュリーは、今回そんな壮絶体験を公表したことについて、親になる人々に知ってほしかったとした上で、みんな1人ではなく、誰もがみんな、全て整った状態で迎えられるわけではないと付け加えた。
そして、「いまも、体が完全に回復したわけじゃない」としたアシュリーは、「毎日、不安定な状態よ。でも私自身に伝えたい。『私は子供たちを誕生させ、大量出血から復活し、3人の男の子たちの母親をやりながら、体型の変化とたたかいつづける戦士なんだ』って」としめくくった。